2009年7月29日水曜日

吹き抜けに障子戸

無垢材の床、ベンチ、玄関収納は
松無垢材に柿シブ仕上げで
やさしい空間。
連日湿気の多い日がつづいてますが
素足がとっても気持ちいい。




新潟市中央区に建てたA様邸の

一部だけご紹介します。


リビング上空に広がる吹き抜け。


梁には無垢松材を。


松は、粘りがあり非常に強いので、古来より日本家屋の小屋組みを支えてきました。



天然塗料の柿渋仕上げです。


2階はアトリエ。


障子戸を開けると大空間に。


狭小地に建てた家にはとっても思えない空間になりました。








2009年7月22日水曜日

ハウスクエア横浜『無添加住宅』視察


ハウスクエア横浜は、家づくりに必要な情報を一箇所で入手できる日本唯一・最大の総合住宅展示場。
ケンテムハウス「くぬり家」で新築計画中のY様ご家族と一緒に視察にいってきました。
漆喰の外壁の白がまぶしい!
天然石の「さびバラ石」が堅牢で
バランスのいい外観をかもしだしてます。
屋根も天然石クールーフ。
屋根裏ロフトが涼しいこと。



入るやいなや、美味しい空気が。
漆喰でしあげた天井・壁は天然のエアーコンディショナー!
イミテーションの建材のない自然に一番近い家










今回のおめあてはキッチン。

画像はY様ご夫妻と設計のI氏。
長ーいキッチンをもう少し長くする事に決まったようです。5mちかくなる?









天然石の天板です。
人工大理石ではありません。
人工大理石という石は自然界に存在しません。
ただしくは
人工大理石風プラスチック樹脂。石より高いんですって!




このキッチンは長さ4.3mあるんです。
ダイニングテーブル兼用なので
合理的かつシンプルだけども圧巻。

キャビネットは無添加住宅オリジナルです。
米のりでくっつけてあるんです。
化学接着剤はいっさい使用してません。
よくあるメーカー品のキャビネットは扉をあけるとムワ~ンっと
接着剤の臭いがしますよね。
口の中に入れることに関係する大事な場所なのに・・・













くつろぎのリビング。
壁掛けTVにはコーラルストーン。
調湿効果もある珊瑚の化石。
フロートしたTVボードも米のり
使用です。柿シブがしあげがおちついたカラーコーディネート。

寝室の家具。

床は無垢材。
柿シブしあげ。

オリエンタルなよそおいの空間。












こちらは屋根裏ロフト。
凉しいこと。
屋根がクールーフ天然石だから
なせるわざ。




















やせてから入りたくなるお風呂。
わたしだけ?

5分以上歯磨きしたくなる。

2009年7月16日木曜日

スガスガシイ キッチン

快適さと気品のあるキッチンってあこがれますよね!

でも高いんじゃないかって敬遠しがち。

だけども一番こだわってみたいところがキッチン、ダイニング。

この季節はべたつく湿気がいやおうなしに家にまんえんしますね。

無添加住宅に暮すとそんな悩みから一気に開放されます。


無添加オリジナルタイルでしきつめたキッチンダイニングは

きもちいいですね。

タイル天板のキッチン。ほんとお掃除が楽しくなります。

だから料理してて汚れても掃除の楽しさがまっててくれるこの感覚は

今までにない楽しさなんですね。

世界で無二のオリジナルキッチン。

大人になっても胸踊る何かが・・・

シンプルで力強いだけでなく、冷たさを感じさせないその暖かさは

少し懐かしい・・・

2009年7月12日日曜日

無添加ドアのオリオン座

無添加住宅オリジナル室内ドア イン松ドア に 
オリオン座 出現!



ちなみにトイレドアです。



一階廊下の突き当たりで北の角なので



入り口ドアを“陰”の雰囲気から“陽”に一新できましたね。




ベテルギウスは太陽の1000倍くらいの大きさをもつ赤色巨星だそうです。

真ん中の3つの星は「3つ星」と呼ばれます。

だから「3つ星トイレ」になりました。



オリオン座には、「オリオン大星雲」のM42、そのすぐ上のM43、M78の3つのM天体があります。
M78といえばウルトラマンで有名ですね。
だから3分で仕事を終えないとヒヨコ歩きしてでも
途中ででなければならない
危険!おとうさんはやくでて~っ
んっなわけあるか!
漆喰壁のトイレの中は実に快適!
芳香剤は無意味
臭いの吸収分解力はすごいんです。
快適、快適。

2009年7月9日木曜日

「無添加しょうゆ」 究極のラーメン わが青春の味




石屋根運搬作業でカロリーを消耗したので


おいしいラーメンを食べにいきました。


“無添加しょうゆを使用”と店の壁に貼ってあったのには


共感。




行ったラーメン店は 家系ラーメン総本山といわれる


 吉 村 家   横浜西口にかまえている。




20数年前、学生だった頃バイト帰りによく行った店。




その頃は横浜の新杉田の産業道路沿いにあった。




朝7時にはお客が列をなしていた。




真冬は原チャリを走らせヘルメットのなかで鼻水を


すすり、ありついた吉村家のラーメンは格別。




吉村 実 社長のキャラも味も濃い目、油多め!


厨房内はプロレス集団のリズムの様相?


お客様への気配りは歯に衣など一切きせぬ


真っ向う歓迎の態度が万人にうけいれられる。




弟子達への罵声がひときわ美味いラーメンの隠し味


のようだった。


今から思えば常にラーメン道に真剣勝負だっだようだ。




そんな吉村社長が大好きになり吉村家の大ファンに。
新潟で一番うまいラーメンをくってきたけどよ
ありゃ、うどんじゃん。ラーメンじゃねーよな!

って言われた記憶がある。
新潟のラーメンが一喝されちゃいました。

チャーシュウ大+のり/油多め、味濃い目でオーダー!

とんこつと鶏ガラをベースにしたコク深いスープに特製醤油ダレ。

醤油は無添加ときたもんだ。

あーア~ うまい。ホーっ!うまー。


この味は一度ご賞味あるべし!

亀田にある家系ラーメン「しんいちや」は
違う。臭いは同じが味が違う。
美味い事は美味いけど違う・・・
きらいじゃないけど違う。
だけどもたまにいちゃいます。



この吉村家の
直系家系ラーメン店9店目となる上越家が7月13日に開店!

ヤッター!
吉村家店長「吉村(政)氏」ほか個性派ぞろいの

吉村家従業員(4名ほど)が

応援に駆けつけるとの情報

早速調査にいってきます。


 

2009年7月7日火曜日

無添加住宅の「石屋根」施工状況



省エネ屋根システム「クールーフ」



重圧な美観と自然な優しさ、

軽くて涼しい天然石の屋根です。



暑い夏には屋根の熱は家のなかにはいりません。



ケンテムハウスの建てている現場の画像をアップしました。









屋根下地完了状況です。



野地上にルーフィング、縦流れでつけてあるのは

自然通気口。









断熱材:炭化コルク


炭化コルク30mmを敷き込んでます。

石屋根の鼻先にステンレス製の引っ掛け金具。

屋根1枚あたりに3本使います。


水切り金具が留めてある状態が見えます。





材料運搬 屋根上小運搬


軽くて涼しい屋根をつくるにはなんぎしなきゃいかん!


軽いだろ~


いえ、重たいです!


石のわりには軽いだろー。


手伝って下さい。
3人でエッサ、ホッサと呼吸が大事。
一枚の石屋根は60センチ角。
一般的な平板瓦は9寸(27センチ)角
当然重いわけです。
全体に石屋根を葺いてしまうと平板瓦より
30%程度 軽くなります。





クールーフ石屋根葺き 完了


どうでしょう 石屋根葺き クールーフの完成です。


こちらの現場は海岸部なので塩害を考慮して

クールーフグレーを使いました。

クールーフブラウンは次回の現場で使います。

2009年7月5日日曜日

無添加住宅の「石屋根」


築500年の家に学んだ

「アンドーラ公国の石葺き屋根」

世界でいちばん自然に近い家

「無添加住宅」をつくった秋田憲司 社長は

かわった素材を求め、コストダウンをはかるために、

自ら世界各国を探し回ったそうです。

スペインへ洗面化粧台を探しにでかけたとき、

たまたま通りかかった、ピレーネー山脈の山間、

スペインとフランスに国境を接した

アンドーラ公国
http://video.sbibusiness.com/videosearch/searchyoutube.do?videokeyword=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9
動画“アンドラ特集”をクリックすると築500年以上の
石葺き屋根の建物が見れます。

自然に恵まれ、豊富に産出される粘板岩を利用して

家が建てられている。

石葺きの屋根に、何世代、何百年にわたって

住み続けているそうです。

歴史を経たその風格は深い美観がかもし出されます。




ケンテムハウスの現場に石屋根が到来しました。

無添加住宅ではこの石屋根を「クールーフ」としています。

石は太陽に照射されれば当然熱くなります。

屋根と下地の間に空気層を設け、石屋根を引っ掛け金具で

葺いて隙間を設けて脱気、自然排気させます。

石屋根の直下に炭化コルクの断熱材を敷きこみます。

これが省エネ屋根システム「クールーフ」です。







上写真の石屋根=天然玄昌石(粘板岩)ヨコモジでスレート。



日本のハウスメーカーがよく使っていたスレート屋根とは



人造スレートの事です。



スレート」は英語本来の意味から、粘板岩でできた屋根用の



薄い板(天然スレート)を指します。



人造スレートはファイバーセメント製の事です。



ファイバーには代表的な石綿(アスベスト)や、

特殊ビニロン線維などの有機線維があります。


以前はコスト優先で普通に石綿(アスベスト)の入った屋根を


高くて長い住宅ローンと引きかえに使われていた・・・

はしごリフターにのっていよいよ石葺きです。

何百年も何世代も、数百年後に建て替えても使い続けられる、

骨董品になる屋根が上がっていきます!

2009年7月4日土曜日

“無添加的 フローリング.ベンガラ塗装”-その2-








ベンガラを溶かすには焼酎が一番。



加茂の酒屋さんで購入しました。



芋焼酎もおいしくていいんですが



個人的に飲みたくなるとわるいので麦焼酎にしました。



ベンガラを柿シブで溶かそうとすると固まりができてしまいます。



焼酎で溶かすと固まりはなく均一に溶けてくれます。





【 秤 を 用 意 】



ベンガラの配合、分量を秤にかけて記録し、色具合を確認します。



今回は「ウォルナットより少し黒を強くした色調」にしたいとのオーダー。



くぬり家 主人の 経験と感で配合しました。





【ベンガラ 黒】




ベンガラ 黒色を 5g








【ベンガラ 茶】


ベンガラ 茶色を40g 





【 麦 焼 酎 で 溶 か す 】


  


焼酎を80g









【 攪 拌 】




焼酎にて攪拌。ベンガラがダマにならないよう「やさしく攪拌」





【柿シフ配合・攪拌゙】


よく溶かしたベンガラに「柿シブ」を120gを混入。



ここでも「やさしく攪拌」します。



この時点で、のどチンコに打撃臭が発生します。



結構きてます。少し涙目で作業続行!



けっして身体に悪いものでないので5分程度で



心身ともに慣れてきます。



【イン松に塗装】





あらかじめ水を含ませたウエスでイン松フローリングしめらせておきます。




そうする事により、より均一にムラなく仕上がります。

こすらないようネタをたっぷりイン松に染み込ませるように仕上ます。


一度塗ったところをかさね塗りしないように注意しながら丁寧に塗る。


                         

【仕上げから拭き】

半乾き状態を確認し、コットン100%のウエスにてから拭きします。

はじめは「やさしく拭きます」。次に「しごく様に拭きます」
乾燥したら梱包に戻して現場へ搬入します。

イン松は厚さ18mmです。乾燥度合いにより目地が伸縮する為

あらかじめ目地、小口にもしっかり塗りこんでおきました。
長く住んでいただく大切な「くぬり家」にとって
たいへん大事な作業です。
隙間から色のない部分が見え隠れしたら残念ですから。








現場で床張り後、もう一度柿シブ塗装をかけます。






最後の仕上げは「無添加ワックス」=自然油で表面保護を行い完成です。






作業に入ったら画像でおとどけします。  

 

無添加的 ベンガラ塗装 完        

2009年7月3日金曜日

無添加的 “フローリング.ベンガラ”で床材塗装 -その1-


IN PAIN インドネシア松 到来! 

これよりベンガラにて調色着色+柿シブの塗装をケンテムハウスの

ストックヤードにて行った様子をレポートします。
「くぬり家」の主人(あるじ)がスタッフ2名をひきつれ慎重に
かつ丁寧にしあげた様子をおとどけします。  
熟成した無添加住宅オリジナルの「柿シブ」の香りが
スタッフの鼻をほのかに刺激し、
終止、無口になりたいへん静かな作業環境でした。

室温30℃近くあり 乾燥条件バツグンで窓を開けるとほこりがたつので
開けるのはNG。

“臭さ暑さはお盆まで”って言うじゃないか!(イワネー!)

っと号令をかけて、いざ作業開始。


イン松材の梱包を開くとチェックリングリストが。
チェックリストの内容は

◇サイズがあっているか 
◇90度の角度がまもられているか 
◇クラックなどないか
のチェック項目があります。

さすが無添加住宅さんの検品の精度には脱帽です。

上の画像は ベンガラ(黒)、ベンガラ(茶)そして柿シブ
=無添加住宅さんより購入。

インドのベンガル地方のものを輸入したことからベンガラと呼ばれるようになったとか。

ベンガラは酸化鉄の粉。鉄さびの粉です。鉄と酸素の結合の仕方によって色が違います。

ベンガラ(弁柄)は経年変化に強く、防虫防腐、木部保護に

その昔は魔除けにベンガラで赤く塗ったそうです。


ということでスタッフ○○氏の顔を真っ赤に塗りました。


画像は本人が勝手にデジカメから削除してしまいました。

お見せできないのが残念でなりません。


似た画像がこれです
つづく