2012年7月14日土曜日

~そよ風~の家 上棟

自然の力を使って冬暖かく、夏涼しい空気をつくり、

家中に届ける《そよ風》は季節に応じて働く仕組みがあるんです。

室内の天井と壁はすべて無添加住宅オリジナル漆喰。

珪藻土は100%では塗れないし固まりませんので

化学ボンドで固めなければならにのに対し

漆喰は空気中の二酸化炭素を吸収しながら硬化する、

いわゆる気硬性の素材であるため、

施工後の水分乾燥以降において

長い年月をかけて硬化していく素材でもある。

人類最古の建材の歴史から100%天然素材が可能ということが

明確です。

そよ風のシステムと無添加住宅オリジナル漆喰でつくる家。

三条市K邸の上棟です。

北側に屋根を伸ばして玄関→物置→勝手口は雨雪にぬれづに行き来できます。

「合掌造りの家」です。

圧巻です。

北側玄関+物置スペース土間+勝手口を配し、屋根を伸ばして

いるので実際の延床よりかなり大きく見えます。


合掌造りの屋根。登り梁が屋根てっぺんの棟木に向かって組んでいきます。
合掌造りはトラス構造です。


屋根のてっぺんにある棟木に向かって登り梁が

両側から「人」の字形に交差する形状となっています。



登り梁組み完了
 これは一般に扠首(さす)構造と呼ばれ、トラス構造であり、
梁材に与える曲げモーメントを低減し、引張力に集中させるという点で、

木材の性質上、優れた構造なんです。


合掌造りにすることで屋根裏に小屋束のない広い空間が生まれます。

とってももったいないので有効につかっちゃいましょう。



広い屋根裏ができました。子供達のワクワクする遊び場に。
画像では小屋裏床が未完成ですが

とっても広い屋根裏ができます。

その一角に「そよ風システム」送風ユニット

配置されます。



青々とした田んぼに囲まれた風通しの良い環境です。

少ない電気で太陽と.風を利用した


パッシブソーラーシステムです。

消費電力を抑えたあらゆる家電製品を使っている状態を

電気をつかったコントロールパネルをのぞく

時代が来ているようですが真逆ですね。

もちろん地球に優しいのは答えは明らかですが....。

スマートでない形こそスマートハウスという答えが

自然界の法則のようです。


完成イメージパース図
今年の大雪にはとにかく悩まされました。

梅雨真っ盛りの今となってはすっかり忘れてしまいましたが。

雪にストレスを感じさせない四季を通して快適な

合掌造りの「そよ風の家。今秋完成します。
西面には大きなフラワーボックスで日差しを和らげます。
東面には朝日のあたるバルコニー。
南面には大きな窓と屋根付きの広い土間の縁側。
北面の玄関、物置、勝手口には屋根が伸びて雨雪にぬれません。

施工中もどんどんアップしていきます。

ご興味のある方は

三条市内の.現場までご案内します。

ヤマダ電機のすごそばです。

By Takasugi