2009年11月23日月曜日

玄関とは?


画像は三条市のK様邸。無添加住宅です。70mm厚の無垢玄関ドアがアルミには出せない
求めていたテイスト。両壁には珊瑚の化石・コーラルストーンが訪れる人を和らいでくれます。
玄関は、玄妙に入るという仏教用語から転じたといわれ、住宅に入る入り口およびその空間。
もともと住宅の玄関は、元は中国『老子』の「玄の又玄なる衆の妙なる門」による語で、日本では鎌倉時代に禅宗で用いられた仏教語。「玄」は奥が深い悟りの境地を意味し、「関」は入り口のことで、玄関は玄妙な道に入る関門、つまり奥深い仏道への入り口を意味した。そこから、玄関は禅寺の方丈への入り口を意味するようになり、寺の門などもさすようになった。
現在のように、玄関が住居の入り口の意味として用いられたのは、江戸時代以降のことである。(語源由来事典)
江戸時代の末期以前は農家、町屋というところに玄関はなかった。
非常に合理的で戸を開ければすぐ部屋がある。文化なのか仕方なかったのかわかりませんが・・・。
我が家の玄関は戸を開ければリビングです。江戸時代末期以前の間取りと言うことです。
子供4人を育てる「巣」として家づくりをしました。避けられないコミュニケーションの「巣」にする明確な目的があってのこと。
ヨーロッパの家では靴を脱ぐ習慣がありませんので、靴のまま入ります。なので、玄関を開けるとそのまま普通のリビングです。
玄関というのはその家の一番のポイントです。日の始まりと終わりにかならずくぐる「玄関」。
玄関で暮らし方が変わります。
日々変化する無添加住宅オリジナル玄関ドア。
展示場で是非開けて見て下さい。