2011年4月28日木曜日

うぐいす の声が聞こえてきた


いよいよ薫風の季節。

チョット前まで寒々しく、週明けにはアラレが降ったんですよね。


もうすぐお引渡しのK様邸の庭に「桜の木」を植樹しました。

今朝はやくにがあたらしい木々から


「うぐいす」のここちいいい鳴き声が。
 
ちょっと季節はずれかもしれませんが
 
季節のたよりがこだまする様は実にここちいいもんです。
 
いろいろある変化。悲しい変化。楽しい変化。わくわくする変化。
 
日々のくらしに木々の変化から答えを教えてもらっているような
 
気がします。
 
「がんばろうニッポン!」
 
By Takasugi
 
 

2011年4月22日金曜日

リノベーション その1

施行前
施工後
施行前が日本建築らしい。しかし寒くて暑い現実が...。

寄席の会場へと変貌。

ステージの床は無添加住宅無垢材 シンゴンで仕上ました。

寄席会場はカーペット敷きで訪れるお客様がゆったりとできます。

高気密性能の断熱工事と無添加住宅オリジナル漆喰の天井・壁で

寒くて暑い家から一転し防音効果も発揮します。

何よりも漆喰仕上げの効果で空気が断然美味しくなりました。

もうすぐ完成です。

その2へつづく。

2011年4月16日土曜日

勾配天井の家

空間を余すことなく住空間とする住まい。

熱効率が悪いとは昔の日本の家では考えなかったようです。

炭焚き婆ちゃんがいた家が父の実家。

囲炉裏を囲んだ団欒、お茶のみ仲間、酒飲み仲間が

日の傾き方で訪れる人も替わる。

時代を反映した住宅なのか?

住宅が時代を反映したのか?

囲炉裏の廻りで暖をとる文化がちょっとうらやむところです。



30年以上が過ぎた現代の快適な住まい。

天井裏に遮熱シート+断熱材で屋根裏部屋も快適に暮らせます。

訪れる人が玄関でその快適さは十分に分かる

「そよ風」の家があります。

過剰な冷暖房を抑えて、自然の熱と風を利用し、

断熱性能は国内基準最高レベルの家。=「そよ風」システムの家です。





天窓は手動だと故障は回避できますね。

手の届く位置なら煩わしさも回避できます。

天空を部屋に取り込む「ドラエモンのポケット」が天窓かも?

先日お引渡ししたT様邸で、吹抜け勾配天井に手動式天窓設置。

開閉専用の長尺ポールでクルクル回しましたが結構いけてました。

風を感じた瞬間、想像したとおりの空気の流れで感動!


週明けは寒いようですが花々はもうすぐです。

春爛漫はもうすぐです。


By Takasugi

2011年4月14日木曜日

夕暮れの飛行機雲と無添加住宅

春の夕暮れ。

天気のいい今日は夕暮れ時も穏やか。

外構工事中のY様邸。



風景の中にとけ込む邸宅のその様相は絵になる。

樹木によって表情が変わるようです。

By Takasugi

2011年4月12日火曜日

白蓮 ハクレン 植樹

新築の記念樹に白蓮(ハクレン)を植樹しました。

真っ白な漆喰に囲まれた庭の真ん中。

白い花がもうすぐ咲きます。



白い綺麗な花が楽しみですね。





2011年4月3日日曜日

三大銘木の家 リフォーム中


腰袋のズレは心のズレ!直してます。

打合せ中。無添加カーペンターズ達。

既存の天井を撤去しました。断熱材をたっぷり敷き詰めて新たな天井にします。
30年ぶりにお目見えした小屋組。はじめまして。
雨漏れがないかヨーク点検。
桜の咲く頃には見違える内装になります。

本格和風住宅に無添加オリジナル漆喰がどんな顔をみせるか

ヒジョーニ楽しみです。

本格洋風住宅の要でもある無添加オリジナル漆喰。

本格和風+本格洋風=X

X= {(三大銘木+吉野杉+秋田杉)×(10帖+8帖+8帖)}+
    (無添加住宅オリジナル漆喰×一生懸命)
=美味しい空気ですがすがしい邸宅でいてエクセレントな空間。

という式が無添加カーペンターズの答えです。


By Maruyama

三大銘木を有する築30年の家をリフォーム

土壁で真壁の家。本格軸組工法でつくられた家。

築30年経った家。

87坪で10帖+8帖+8帖の真壁和室がつらなる
本格和風住宅。1軒間口の縁側+廊下が12軒という邸宅。

通風のよさが寒さも連れ立って長持ちしていたのかもしれない。

寒さと遮熱、断熱、体力壁という現代を

この古き良き家の再生がはじまりました。

壁は既存の土壁に無添加住宅オリジナル漆喰にて仕上げます。




床の間に鉄刀木(たがやさん)・客間
 


8帖+8帖と広縁。寄り付き間の飾り棚には黒檀(こくたん)。


仏間脇には紫檀(したん)




客間には鉄刀木(たがやさん)、仏間には紫檀(したん)、

寄り付き間には黒檀(こくたん)がシンボリックに銘木柱として

堅牢に構えている。

唐から日本に伝わった黒檀、紫檀、鉄刀木、白檀、花梨、
などを総称して「唐木(からき)」と呼び、古くから銘木として珍重されてきた。


中でも、黒檀、紫檀、鉄刀木は、「唐木三大銘木(からきさんだいめいぼく)」と呼ばれる。

【紫檀(したん)/ローズウッド】

【 黒檀(こくたん)/エボニー】

【鉄刀木(たがやさん)】


紫檀(したん)は絶滅危惧種に指定されている。

産地の東南アジアで伐採権をめぐる争いに

ゴルゴ13が活躍したのを床屋さんの待合で呼んだのを思い出す...?




人に癖があるように、木材にもいくつかの癖があります。


それは主に木材の繊維の並び方によるものです。

繊維の並び方の乱れた木理は、

製材するとその表面に色々な紋様を現します。

この紋様が「杢」(もく)です。

秋田杉をふんだんに使ったこの家は杢の美しさが際立つ算段が
 
行き届いている。
 
 
2年の歳月をかけて造られたその算段は時間と労と
費用がなみではなかったようだ。
 
 
出書院に加茂の青海神社の宮柱が設えてある。




出書院(でしょいん)脇には宮柱


なかなかない本格日本住宅。
秋田杉磨き丸太、ムロ変木、天然杉絞り丸太、欅玉杢、神代欅、紫檀、檜、
 
皮付桜、カリン、松、ヒバ等、内装に使用している床材から造作材・天井材、
 
そして構造材に至るまでの全てに天然銘木を使用してある。
 
土台は青森ヒバときている。
 
 
おそらく加茂市内で築30年レベルでは一番の格式ある邸宅です。
 
その邸宅に無添加住宅リフォームが開始されます。
 
 
 
 
By Takasugi