2010年2月18日木曜日

のぞきの家 ちょっとだけ

「のぞいて見ると」気にしないものまで気になる。
「のぞくと」特別観賞席になる。
人の感性はワクワクするのが楽しい。
猥雑とはかけ離れた、羨望の眼で見てしまう家がある。
それが「憧憬の絵」として記憶のアルバムにひっそりとたたずんでいる。
いつか見た家。将来自分で家を建てるなら、こんな家がほしい。
過去に見た「憧憬の絵」を誰もがあるようです。
住まう程に味が出る家。今も昔も、自然素材で造り上げた家ほど
その感が強いように思える。
ヨーロッパにある風景の家はまさしくあたがう。
ノスタルジックにさえ感じてしまう家。
無添加住宅の佇まいは他の輸入住宅にはないものがある。
時間を刻々と、文字や写真にはない変化をもたらす。
窓枠、無垢材の床、外壁の漆喰や天然石の屋根・・・
自然素材を気取らずにつかいこなすところに
その答えがあるようだ。