2012年4月24日火曜日

天然石の天板取り付け完了。そして桜満開。

O様邸の洗面化粧台です。

イン松キャビネットに山西黒の石天板が据付けしました。

2階にある洗面化粧台なので明るいです。

背筋がつる寸前までの荷揚げ作業。

無添加カーペンターズの力業です。

苦労の甲斐あって、重みのある天然石だけに圧倒的な美のある

洗面化粧台です。

洗面ボール、水洗金具、ワイドミラーを取り付ければ完成。



窓の外は

桜が満開でした。

漆喰塗り作業が

明日から開始です。

もうすぐ完成です。

By Takasugi

2012年4月22日日曜日

春の庭にいたキモカワイイへびとかげ

桜も咲き誇る
K様邸の庭。

風流ですね。

岩に春の陽気を楽しむ
やけに艶のいいトカゲ?

お前はトカゲか?
ヘビか?

お父さんがトカゲで
お母さんがヘビ?

答えてはくれないキモカワイイ君。

きっと宝くじが当る。

春です。


By Takasugi

2012年4月17日火曜日

吹抜けにサンシェードカーテン

無添加住宅 T様邸。

3年経ったので暑さ寒さの調整役として

考案したのが吹抜けサンシェードカーテン。

南向きの吹抜け窓。

日差しを和らげる事と

吹抜けのダイナッミックさを保ちつつ模様替えの意図で

吹抜けにサンシェードをとりつけました。




ご主人自慢の薪ストーブが今年の冬も

大活躍しました。

薪ストーブの熱を調整する役目にもなります。


家族の団欒のダイニングテーブル上に

ゆったりとしたカーテンが大きな吹抜けを

がらりと雰囲気をかえてくれます。

オープンにすれば大きな吹抜けはばっちりもどります。

2階廊下かなのぞむ

サンシェードカーテン。

暮らしに変化が春とともにやってきました。

By Takasugi

2012年4月16日月曜日

春の日差し 無添加玄関ドア

無垢玄関ドア 

厚さ7㎝。

圧倒的な重圧感と使い込むほどに味のでる

本物ならではの風合いです。

春の優しい日差しが

自然にとけこむ感じがいいです。

ニカワで接着してあります。

化学ボンドの気配は一切なしです。

重たいですが無垢です。

小脇の石張りは珊瑚化石 コ-ラルストーンです。

春の風を心地よく感じる昼下がりでした。

By Takasugi

2012年4月15日日曜日

漆喰でウォールアート フレスコ画に学ぶ


 イタリアのフレスコ画の美しさを歴史的持続しているその訳は?

濡れた石灰の上に水溶きの顔料(粉末状の色素)で描く(顔料を乗せる)と

石灰水が顔料を覆い、空気中の二酸化炭素と反応して透明な結晶(カルサイト)になるそうです。

顔料はこの結晶に閉じ込められて美しさを保ち続けるという訳だそうです。


フレスコ画の美しさの訳にならって

絵ではなくカラー漆喰にしあげてみました。


照明によってカルサイトが反射してベージュがゴールドに映える漆喰壁。
無添加住宅オリジナル漆喰は100%天然素材です。

良質な高知産石灰に化学物質を一切使用せず誰もが簡単に施工

しやすく改良されたものです。

そこに酸化鉄顔料のベンガラを混ぜてカラーリングします。

ベージュ色のベンガラで大波模様でウォールアート仕上げ。

夜の照明を点けるとゴールドに映えてみえるのは

透明な結晶(カルサイト)ができる漆喰壁の特性の産物。



ベンガラの黄色でしあげました。
 ベンガラの黄色で縁波仕上げ。

こちらは天井のダウンライトが照らされる壁に

縁波仕上げすることで壁の波凹凸が陰影をつくりだしてくれます。


赤いベンガラの漆喰壁
赤いベンガラのフラット仕上げ。

ちょっとした部分壁で

空間にアクセントがつきます。

透明な結晶(カルサイト)ができる漆喰壁の表情は

生活に優雅さをもいたらしてくれます。

実際に肉眼でみると

とってもイ~感じなんですよ。

By Takasugi

2012年4月14日土曜日

春雨の現場 ~加茂より~

昨夜、春雨をたべてせいで今日は雨。

春雨はやわらかい雨。

寒さも感じなくなったので許してあげよう。

加茂の現場でつぶやく。

降雪の上棟から4ヶ月。

吐く息はもう白くない。

5月の連休には完成予定のK様邸。



外壁にラスカットMを張り始めました。

丈夫です。

石張り、無添加住宅オリジナル漆喰でしあげていきます。

昼過ぎには晴れ渡る予定。


By Takasugi

2012年4月12日木曜日

漆喰の素材で 自然にやさしい地盤改良SID工法

漆喰のもとは

石灰石。

炭酸カルシウム(CaCO3)を主成分とした鉱物です。


その石灰石を900℃以上の高温で焼成してつくられるのが生石灰。



生石灰、すででさわってはいけません。

 この生石灰は酸化カルシウム

石灰岩などの主成分である炭酸カルシウムを釜で1,100°Cほどに加熱し、二酸化炭素を放出させる熱分解により製造されます。

石灰岩は、主として地質時代に生息していた石灰質の殻をもった海棲生物の遺骸などが堆積して地層化したもの。


鉱物資源としては珍しく現在の日本での自給率は100%。

元々の純度の高さや優れた製錬技術により世界的にも高い品質です。








生石灰のトンパック


生石灰
 SID工法とは・・・


The ensity ncrease by ide pressure



からの商標工法名で 「側圧による密度増加工法」 です。

ごうかいに大さじ一杯


SID工法は、水分が加わると膨張、固化する生石灰の性質を利用し、建設構造物の基礎下部地盤の密度を増加させることにより、地盤の強度を増加させる工法です。





オーガーというドリル状の機材で地盤を予定の深さまで掘削し、そこに生石灰と砂を混ぜた骨材を注入します。同様の作業を2m間隔で行います。

オーガーで4mの深さまで掘削



【従来の地盤改良】

セメント系の骨材で点で支える工法
セメント固化材の柱状改良







【生石灰のSID地盤改良】



生石灰と砂を混ぜた骨材で面で支える工法
生石灰での側圧の改良

土の中の骨材が地下水を吸収して膨張するため、骨材にはさまれた従来の軟弱地盤に圧力が加わり、地盤を強化させるという仕組みになっています。



しかもシロアリが住めない環境をつくりだし
土壌改良を生成してしまいます。



現場施工には、セメント等の化学合成物質は一切使用せず、土壌改良に使用する生石灰(田畑の肥料としての土の活性化材)を使用するので、施工後の植生にも全く問題がなく、むしろ有効な工法と言えます。もちろん自然や、お子様、ペット、動物などに悪影響が及ぶ事も全くありません。
 
 

 
その昔、中国では秦の始皇帝時代の万里の長城、黄河の堤防の建設。

古代インドでもダムの建設に石灰による土質安定処理が行われたことが知られています。


また古代ローマでも数多くの道路が建設された中、アッピア道路は、

今日でも使われているほど優れた耐久性を示しています。



2300年の使用に耐えている

アッピア道路

人間の歴史にある

優れたる地盤改良工法が

生石灰を使ったSID工法なんです。

とんだお石灰だなんてことは

ありません....。



自然にやさしいこの安定した地盤に

自然に一番ちかい家

無添加住宅が建設されます。

一週間程養生期間をおいて

基礎工事にすすみます。


By Takasugi








2012年4月11日水曜日

一億一千年前の石・玄昌石

東京駅の屋根に使われている

天然スレート・玄昌石を玄関ポーチに敷きつめました。

タイルと違って天然石ならでわの色んな顔つきが

いいかんじです。


この玄昌石を

無添加住宅では石屋根としてもつかってます。

黄鉄鉱と有機物の生成された表情が

優雅さをかもしだしてくれるんですね。

耐水性、耐火性、曲げ強度のある

自然が恵んでくれた

優れた建材なんです。


毎日の足元。
漆喰壁にとてもよく似合います。

人工的でない風合いは
味わい深い!

By Takasugi

2012年4月8日日曜日

もうすぐ完成です。

 e-hills(イーヒルズ)河渡

100プロジェクト(100区画の新規分譲宅地)に

ケンテムハウスの無添加住宅が

もうすぐ完成です。

これより足場解体作業。

Y邸の「黄色い漆喰と天然石の家」がお目見えです。


天然石「錆バラ」を外壁に
 自然の素材の風格が“無添加住宅のデザイン”です。

黄色い漆喰は黄色いベンガラで着色しました。


漆喰の模様仕上げ
Y様とは3年間の計画でこの家をつくりました。

住みやすい環境のなかでの

土地探し。

限定した地域のなか、

e-hills(イーヒルズ)河渡 100プロジェクトにめぐりあい

運良くこの土地を購入できたのです。

来週にはお引越し。

よき春がやってきます。


By Takasugi

2012年4月6日金曜日

長さ3メートルのキッチン

長岡市S様邸。

オーダーキッチンの取り付け日です。

2階吹抜けダイニングキッチンは南東で明るい配置。


1階から足場をかいして

荷揚げ運搬。

東の窓からの光がステンレス天板を照らす。

キッチンが配置された新築現場には

仕上がりの空気がながれだします。

完成に近づく感がいっそう強くなりますね。

2階の南東。一番どころを

長さ3mのキッチンが勇壮にみえました。

食のあるところにこそ笑いのある

家族の団欒が紡ぎだされるんでしょうね。


By Takasugi

2012年4月3日火曜日

米糊でくっつけた階段

昔ながらの手法です。

化学ボンドのない時代は米のりで木材を接着してました。

800年余り昔につくられた東大寺にある仁王様も米のりで

今でもガッチリくっついてます。

体もガッチリ、ボディビルダーのような仁王様。

この筋肉質なボディーが米のりで

優しくくっついているなんて。

話せばわかる いいやつのような気がする。


チョキをだしたら金剛捧でなぐられそう。

でも米のりでがっちり800年余りもくっつているので

うごけな~い!


ってなことで米のりは驚くべき接着力なんです。


米のりで接着してある

無添加住宅オリジナルマテリアルの

米のり集成材。

薬品での木材燻蒸(くんじょう)していない松材を

米のりでくっつけています。

仁王様のように丈夫です。

採寸しながら

一段一段 丁寧に取り付けます。

長めのビスで

がっちり固定。

無塗装、無害

肌触りの感じもグー!

ほおずりしたくなるくらい

さらさらしてます。



仁王様おすみつきの階段の完成です!


By Takasugi



2012年4月1日日曜日

四角い家のマジックハウス

片流れの屋根の四角い家。

屋根材で外壁を斜めに張り上げると

変形した家の容に変貌します。

四角いプチ窓FIXが斜めに配置されたことで

より変形したように見えます。

木造2階建。

塗り壁に化粧の目地を形成して仕上ると

まるでコンクリート造にみえます。

屋根の下手から見ると

四角い家であることがよーくわかります。

でも最初に見た情報は「シャープな台形の家」

として脳に焼き付いているので

なーんだ 四角い家か なんて思わなくなりますね。

黒い色の屋根だからできるコントラスト。


外壁のセメント漆喰と鋼板屋根材で仕上ると
不思議な表現ができるもんです。

斜めにクビを傾げながらの生活になれました!
と、ご主人は喜んでくれました。
って事はありません。

外壁面の窓はスリムタイプNoカーテン。
屋根の天窓から気持ちのいい明かりが
ふりそそいでいます。

上を見上げながらの生活になれました!
って事もないですが
見上げた青空や星空、流れる雨足、雪の足裏模様
が環境のメッセンジャーになってくれてるそうですよ。

気持ちいい暮らしは
発想の自由からいくらでもいただけちゃいますね。


By Takasugi