2011年10月29日土曜日

江戸からつづく 越のむらさき と 車庫移設

ここは長岡市 摂田屋

摂田屋といえば醤油。

道路沿いの樽に近づくにつれ香ばしい。

エビフライには醤油の私にとって

この香りはごちそうでう。

㈱越のむらさきの軒先に看板があります。


江戸時代、摂田屋は~


現在摂田屋には酒、味噌、醤油の醸造所が6軒を数えます。





創業天保二年、長岡藩時代に始まった越のむらさきの醤油造りは爾来百八十年に渡る。






大きな醤油樽。

エキセントリックな人格をあらわす画像かもしれない....。

説明の余地なしか?



11年ここにあった車庫。空中移動準備完了です。

桜の木越え順調。

自宅上空を舞う 車庫



あたらしい基礎に無事着陸。
天空移動 完了。



秋晴れに恵まれ、車庫くんもご機嫌でした。

うーん、あたらしい基礎はいごこちいいです だって!!




2011年10月19日水曜日

手摺遊び

新築に越してからはや2ヶ月。

M様邸の次女、Naoちゃん。

子供のインスピレーション、イマジネーションをとがめてはいけない

と思い、お写真におさめさせていただきました。

手摺遊び。

使用道具はクリーニング屋さんのワイヤーハンガー1つ。



①まずは適当なたかさをスタート地点とし

 無垢の手摺丸捧にワイヤーハンガーをやさしく掛ける。

 このとき注意しなければならないのは漆喰壁を引っ掛けない事。

 “引っ掛けても補修用漆喰で

 わかんなくなるもんねー”っとNaoちゃんは言う。

②しっかりハンガーのクビが掛かったか確認し
 そっと手を離す。
 けっして手で押し込んで加速させたりしてはいけいそうです。
③そっとハンガーから手を離してスタート。

箪笥のおくで横になっていたハンガー君が

元気に駆け下りていく様をじっと眺めることが楽しめる。

ちなみにハンガーはちょうどいい角度にして

手摺にこすりながら駆け滑ってり、階段室の漆喰壁には

まったく当ってはいない。


この階段は折り返しに1段の踊り場が設けてある。

この1段=階段の中では最も広いスペースが子供の脳に

何かせよ との声なき声が届いたのではないかと

担当者として推測をしてしまう。うぉ~、なるほど。


子供達の発想には「自由さ」と「柔軟性」がある。

コラー!やめなさい!とはいってはいけない

とても充実した感じが伝わってきました。はい。


By Takasugi

紙吹雪~切麻散米(きりぬさんまい)の儀

本日は晴天なり。

加茂にて地鎮祭。

男山八幡宮の藤田宮司による

切麻散米(きりぬさんまい)の儀。


見た目 紙吹雪 。

地鎮祭で一番 絵になる 場面といつも思う。

本来は切麻=きりぬさ(麻と紙を細かく切ったもの)

に、米と塩を入れて混ぜたものを四方にまく。

四方をお祓いし、祓い清める意味と、

四方に鎮まります神様にお供えをするといった

、両方の意味があるようです。



紙吹雪とはいっても紙は貴重な品だった頃もあったので

神様にお供えするには適切な品なんですね。

神と紙とかけてるのかも?





お施主様とケンテムハウススタッフ一同

無事故を祈念し 加茂の新たな無添加住宅建設のスタートです。
By Takasugi


2011年10月11日火曜日

石屋根 到来です。

石屋根。

玄昌石です。

品名はクールーフブラウン。

ブラウンのほかにグレーもありますが

今回はブラウンです。

鉄分が酸化してしてできた自然界の姿が

石屋根の模様となり 深い味わいとなります。

ここは海がすぐそこにあるショッパイ場所ですが

あえて味わい深さを優先にブラウンを使うことにしました。


がっちり梱包してやって来た石屋根材 クールーフブラウン

すぐ近くの防風林に
にいがた緑の百年物語緑化推進委員会の銘柱がたってました。

♪わたしは木をうえる、そして森をつくる♫ って 

さだまさし さんの歌を思わず口ずさむ。

海にフェイズが向けられたS様邸。

ロフトから眺める景色は日本海。

海を撮ろうとしても

足場が...。


潮風が程よいロフトでした。

今日はいい日和です。

By Takasugi

2011年10月10日月曜日

ビールでティータイム

新潟市秋葉区にあるM様邸にて。

お皿いっぱいにもられたビールで乾杯!!

アサヒビール工場限定販売の「ビールゼリーチョコレート」です。

ほのかなビールの香りがビターテイストのチョコをくすぐる旨さでした。

長野のお土産と一緒にティータイム。

漆喰の空間にあるダイニング。いいかんじです。


お土産に てづくりの「モカシフォンケーキ」をいただきました。

ゴッチャンです!!


秋は脂肪をふやし、冬の寒さに備える

美味しい食の陣。

熊みたいな体が芯からそうつぶやいたのですが....。

おいしいものにめぐり合う幸せに感謝です。


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2011年10月3日月曜日

ウェルネスパーク 上棟

9.29(大安)ウェルネスパークにたつS様邸「海を眺める家」

が上棟しました。


2階の無垢杉材の柱を建ててます。

慎重に丁寧に思い切りです。




最高の秋晴れに恵まれた日和。


ロフト部分にあがると日本海が一望できます。

近日アップしますね。


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2011年9月28日水曜日

ウェルネスパーク聖籠 土台搬入

ウェルネスパーク聖籠。

ウェルネスパークと名のつく施設、エリアは日本全国に点在する。

ウェルネス=「人々が病気をしないで過ごせる様な健康と積極的な

ライフスタイルを追求することを意味する 」

S様邸ご夫婦の城が今週には上棟となります。





今日から土台敷き。

桧4寸の土台がここウェルネスパークにやってきました。

この地に合う「無添加住宅オリジナル漆喰の家」の完成に向け

無添加カーペンターズの登場です。

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2011年9月27日火曜日

加茂の歴史ロマン街道「150年前の土蔵にて」

150年前の万延2(1861)年に建てられた土蔵がある。

南北戦争のさなかの時代といえばイメージがつく。

加茂駅から東へ1500歩でその蔵にたどりつく。





水車が目印なのですぐ分かる場所。

文化庁が推進している「文化財登録制度」への

登録も検討されたことがある加茂のシンボリックなスポット。



土蔵とは日本の伝統的な建築様式のひとつで、

外壁を土壁として漆喰などで仕上げられるもの。

一部改修のため150年前に施行した土壁を拝見できました。





30センチ以上ある壁の厚さ。

こまい竹の一部がみえた。

壁が厚かったのでかなり太い竹、おそらくハチク竹を

縫い合わせて構造を強固にした技術がお目見えした。

当時は強さの秘訣は竹。直径5センチ以上の太い竹がみられました。



仕上げでつかわれていた漆喰をチョットだけはがすと

当時の土壁が.出現。

どんな人たちが塗ったのでしょう?

当時の左官屋さんに “なにすんだ!” なんておこられないように

しっかり漆喰で修復いたします。

無添加の漆喰なのできっとお許しくださることでしょう。


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2011年9月16日金曜日

下水につなげる

現場すぐ脇には

思わず散歩したくなる並木の遊歩道。

中学生が下校の帰り道。

なんとなく絵になる風景にシャッターを。


一方、その並木道の脇で下水配管作業中。

下水マスがとっても深いので

がんばった格好で作業。

手が長ーいので他の現場から駆けつけてくれた。

大変な臭気とたたかってくれています。

この作業が快適な衛生生活を支えてくれています。

大変な作業に脱帽。





仕上がったばかりの無添加住宅オリジナル漆喰。

深呼吸すると清々しい。

その中で深呼吸して気持ちを整えて作業終了。


いよいよ明日、お引き渡しです。

今日も暑い日で汗びっしょりかいてましたが

何となく秋の気配を感じる一日でした。


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2011年9月12日月曜日

ビターメロン=ゴーヤ~緑のカーテンからの贈り物

英名:「ビターメロン」・ 日本名:「にがうり」
沖縄では「ゴーヤ」

名前はさまざまですね。

ビターメロンたべますか?

にがうり食うか?

とでは口の中で感じる苦さがかわるかも?

ふだんはゴーヤでいいんでしょうが。

今年ほどゴーヤが人気になった年はない

と、近所の種屋さんがいってました。


時節柄 智慧の一品 グリーンカーテンの王様がゴーヤ。
アサガオ、キューリ、トマトもいいですが、
栄養価の高いゴーヤは夏ばて対策の食材というのが人気の秘訣か?


節電、エコ対策の窓面グリーンカーテン。
南に近い窓に、ゴーヤのツルと葉で窓をカーテンのように覆い、
遮光するという、植物でできたエコなカーテン。
大きく成長した葉は窓から入る直射日光を遮る上、
植物は常に水分を蒸発させて酸素を放出ているので、
そこを通る風は清々しく涼風誘うといいます。
さらに、自家菜園でゴーヤが収穫できるなんて、家計にもやさしい。



長岡のS.Dr から頂戴しました。

ゴーヤチャンプルと南蛮をチョイ塩焼きでビールがうまい!

医師が畑で作った野菜は薬のように効くような気がする。


K様の塀垣も清々しい。

漆喰の壁面にアサガオのグリーンカーテン。

秋の気配かと思いきや、まだまだゴーヤとアサガオは健在です。

ちょっとした工夫で環境を楽しむ“むてんかびと”のお客様には

いろいろ教えられます。




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2011年9月7日水曜日

ハーベスト

おいしい米たちが「できましたよー」っと言わんばかりに

稲穂が垂れなびいています。

ざわわ~ザwa wa~ ざわわ ざわわ 広い お米の畑は. ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ. 今日も 見わたすかぎりに 黄金の波が うねる. 秋の そよ風の中で. ざわわ ざわわ ざわわ 広い お米の畑は. ざわわ ざわわ ざわわ 風が 通りぬけるだけ

森山良子さんの「さとうきび畑」を田んぼバージョンに

なんて口ずさんでしまいたくなる景色です。

厳しい夏、雨とのたたかいも夢のあと とっ、語る稲穂たち。

農家のみなさん がんばって!!

われわれは築45年の家屋をリノベーション。

小路奥行き止まりの立地条件。ほぼ完成。

一輪車で残材を一生懸命運搬しました。

今日は背筋が痛い。

農家さんに笑われちゃいますね、この程度では....。




ごほうびなのか

無添加びとのK様より

秋の味覚の王様「まつたけ」をいただいちゃいました。

+靴下まで。

点検にお邪魔した際「くつしたの穴」見られちゃったのかも?

感謝感謝です。


今日も現場でがんばります!!


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2011年8月30日火曜日

木製囲い塀

囲むことというよりも

落っこちない為。

だけどもつくって「いい感じ」になるほうがいい。



ほんのちょっと間隔に細物でパターンをかえてみました。

「ちょっといいかんじ」感があると思ってますが。


今度はこんな風に

やってみたいと思ってます。

どーでしょう?



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2011年8月26日金曜日

リノベーションの現場でたたかう男達

築45年。解体しか方法はないとどの業者も言い切った建物。

その建物に無添加カーペンターズは挑んだ。


土壁をかきおとし、柱を補強する。

土埃が容赦なくふりかかる。

汗、土にまみれた無添加カーペンターズは

化学物質化敏捷と闘う人のために合板を剥がし、

その下の土壁を剥がし骨格を整える。

土壁の上にタップリのボンドで内装を20年前にリフォームした

建物だから。


丈夫で、化学物質のない空間を実現する為の

努力は惜しまない と、マスクの顔が緩む星さん。


かあちゃんの手作り弁当がいかした入れ物に...。

暑い、風がない、埃がおちつかない。

それでも

がんばってます!!

無添加住宅オリジナル漆喰につつまれた

真っ白い空間が

来月初旬には完成です。




By Takasugi



2011年8月21日日曜日

「海と暮らす家」~草刈り&地縄張り

「海と暮らす家」の地縄張りにいってきました。

草刈り機でがっちり汗かきこし、潮風に吹かれながら

地縄張り。


丘陵地の角地。いいかんじの草木。




草木をさっぱり刈上げ、地縄張り完了です!

新しいむき出しのさっぱりしたこの地に

ケンテムハウスの無添加住宅がまたひとつ

誕生します!!

穏やかな潮風と蒼い空。

ビールのCM以上に旨く飲める自身あり!


キャプテンチェアに座り、海をながめながら

ヘミングウェイの「老人と海」をよみふける。

秋口ならばコニャックのストレートもいい。

そんな風に休日を、日々の暮らしに

“スロー”の時間が似合うロケーションです。



「海と暮らす家」が着工です。花がどんな家にかわるでしょう?

海に関連した新潟の歌は多い。

なぜか“荒海”がキーになっているのが

あまり気に入らない。


新潟県民なら誰でも知ってる「砂山」 。


♬海は荒海、



向うは佐渡よ~♫
 
 
 
北原白秋が大正十一年(1922)に新潟を訪れ

寄居浜でみた日本海と砂丘の風景に強い感銘を受け

「砂山」の着想を得たといいます。6月頃の海だそうな。


新潟市民歌の 「砂浜で」



♪ 砂浜で


小さな小さな ぐみの木が


赤い赤い実をつけて


海に向かってささやいた


ふるさと新潟よいところ

朝の音 とどろ


海の音 とどろ ♫


「とどろ」がゴウォ~という荒海をさしているのか?


この歌を聴くと日曜日の天気予報につかわれていたのと

『仮面ライダー』がおわり、 『兼高かおる世界の旅』が

はじまる間合い、

親父とのチャンネル争いを思い出す。どうでもいいことですが...。



古くは 芭蕉の奥の細道  

荒海や佐渡によこたふ天の川

江戸時代でも荒海とストレートに表現してくれるのが気になる。



最近ではジェロのデビュー曲「海雪」


♫凍える空から

海に降る雪は

波間にのまれて

跡形もなくなる♪

クウァー、さぶーってイメージですね。
出雲崎もジェロもすきですが...。



個人的には日本海の夏の海くらいは

ハイトーンボイスとドラマチックなバラードの

『渚の誓い』「エアーサプライ」がよく似合う。

とっ子供達にいっても なんだそれ でおわりましたが...。

『カリフォルニアの青い空 』アルバート・ハモンド

うわぁ~ ナツメロかよ~ っていわれそうですが。



とにかく爽やかに 日本海を 表現してほしいもんです。


By Takasugi


















2011年8月20日土曜日

森のようちえん~写真展

上越市初の無添加住宅に暮らすS様邸におじゃましました。

お茶のみ話で、

ご長男の通う「森のようちえん」の写真展が 

イトーヨーカドー直江津店でやっているとの

情報をいただき、さっそくいってきました。

なんかいいかんじの案内板ですね。
イトーヨカドー直江津店に到着。

さっそく2F クラフト雑貨&ギャラリー Kukkaさんに。

「来るか?」を新潟弁では「くっか?」というにかけたに

違いないと勝手に思い込みながら、

スタッフのお姉さんに写真とっていいですか?

にOKをいただきました。

会場にカメラをむけたら

えっ!「わたしじゃなくて?」というややしめったげな空気

のなか、ギャラリー内を見学。




写真展示の会場には「てづくりのクラフト作品」が販売されてました。


何気に手芸編みのコ-スター5個を購入
「写真」にはメッセージとして伝わるものがありますね。

とくに子供達の生命力の表現には

「思わず」ってものがありますね。

「自然の中で育まれていく様」がとってもよく

「写真力」におさまってましたよ。


私の小さい頃の写真には、鼻水をたらしたままの

勇ましい顔つきをした「はなんぼたれ」が写らなくていいタイミング

の顔して写ってましたが...。ある意味自然のなかでしたが。




外構工事中、長靴をもってようちえんに出かける

奥様の姿を何度か目にした。

どかたのアルバイトは決してないと確信しながら、

不思議な?なぜ?の意味がよーくわかりました。



「森のようちえん」にかよっていたんですね。


ケンテムハウスの家づくりは無添加住宅。

テーマーは「未来の子供たちにできること。世界で一番自然に近い家。」

暮らす「家」も、学び過ごす「ようちえん」も自然に近い!!

いー暮らしかたですねー。



建築屋の親父達が見つめる森とはまったく違う意味が

伝わってくる「育む」様がじんじんと伝わってくるいいー写真ですね。


「森のようちえん」の子供達の様子、是非「写真展」をのぞいてみては?


By Takasugi

2011年8月14日日曜日

あたらしい ということ

新しいとは=今までにない。初めてだ。できて間もない。

従来のものとは違う。という意味。

あたりまえをかみしめるときが人生にはたびたびありますよね。

新しい=嬉しい。嬉しい=楽しい。

新築の家ができあがり、昨日、お引き渡しをさせていただきました。



ゴールインのテープカット
「畑と暮らす家」の完成お引き渡し。

自然が大好きなご夫妻にピッタリな環境に無添加住宅の素材を

取り込んでいただきました。

テープカット完了

3人のお嬢様方のはずむ心がつたわってきました。

写真はきらいといっていたが、
素直に記念写真におさまってくれてありがとう。
リビングには「米糊でくっつけた寄木」でTVボードと収納+リビングデスク。

勉強しながらTVが観れないしかけをうけいれてくれるか?



うれしさを素直に表現できるピュアなハートがうれしいですね。
玄関ホールの棚には長年育ててきた熱帯魚達の棲家になります。

壁にはいした珊瑚石が水槽をきわだたせてくれるかも?


無添加住宅オリジナル漆喰は化学物質は一切含まれておりません。

空気がおいしく感じます。

目に見えなくても、生物が一番取り入れているのは水でもなく、

食べ物でもなく、空気です。

室内環境では、その空気の質が健康かつ

快適か重要な因子となるのです。

新しい家と大切な空気をお引き渡しできて

とてもやりがいのある家づくりであったと

悦びそして次なる完成へと力がはいります。

いい一日でした。

By Takasugi