2009年4月8日水曜日

磨き屋職人の技



I氏邸の2階にある 

ご主人の部屋。

アルピニストのご主人。

打合せの際は“山道具置き場”とごけんそんの様子。

本日照明器具点灯試験。うん、なかなか味のある男くささを

感じさせる空間。その男くささはこの照明からか。

壁は無添加住宅オリジナルしっくいでフラット仕上げ。

勾配天井に設えたライティングレールには磨き屋職人の技が輝くアルミ表面のスポットライトが2灯。

古きよき時代の優れた道具のような照明がよく似合う。

もうすぐ引渡し。照明器具の点灯試験の度にオーナー様との出会いの頃を思い出します。

建築前。昨年の春頃に家づくりのご相談にこられた際、山の話を“さらっと”話された事を思い出す。

パキスタンのヒマラヤ山系の麓街 ギルギッドを訪れた話。私も23年前ギルギッドの街を訪れた事があった。世界の屋根のヒマラヤ山系を見渡した痛烈なカルチャーショック。あらゆる風景の「美の極致」として今もまぶたにのこる。

来月にはこの部屋でギルギッドとヒマラヤの話ができるよう

いよいよ最終ステージ、お引渡しまで社員一同 精進 精進。