2011年8月8日月曜日

漆喰と除湿機

内装漆喰壁が塗り終えました。

漆喰20Kgにたいして15~16リットルの水を混ぜて塗りました。

夏の乾燥のよさも手伝ってくれるので少し多めに水を加えて仕上ます。

人類が古来から住宅の壁としてつかってきたのは漆喰。

そのメカニズムは化学式では以下のようになります。



CaCO3 (石灰岩) → CaO (石灰) + CO2 (二酸化炭素)   


CaO (石灰) + H2O (水) → Ca(OH)2 (漆喰)



そして、漆喰を塗り終わり水が蒸発して乾燥すると、空気中の二酸化炭素を吸収して、
石灰岩に戻るんです。



Ca(OH)2 (漆喰) → CaO (石灰) + H2O (水)  

CaO (石灰) + CO2 (二酸化炭素) → CaCO3 (石灰岩)

単純なメカニズムです。

シンプルです。だからこそ体にもやさしいんですね。

塩化ビニールクロスを化学式であらわすと

どんなですか?


はなしはもどりますが、漆喰20Kgが一袋で15ℓ~16ℓの水を加えると
750ℓ~800ℓの水が家の中にあります。

乾燥機というすぐれものの力を借りています。

節電なので日中はなるべく窓を開けて乾燥させます。



乾燥した漆喰はおいしい空気を発散しまくりです。

いい家には自然ノリズムがカギなんですね。


By Takasugi