2011年2月25日金曜日

丸窓とモルタル漆喰


漆喰の下塗り完了
 セメントと無添加住宅オリジナル漆喰で下塗りを施します。

乾くと、うすいグレーになるので結構仕上がった感じがします。


玄関ホールの丸窓がスクエアーな外観をすこしだけ、いやみなく

ブラインドタッチの表現をかもしだしてます。

晴天もつづき絶好の「漆喰塗り日和」。



玄関ホールからみた丸窓
玄関ホールに杉の丸太が結構な存在感ありあり。

「もともとこの場所に生えていた木です」なんて言っちゃったりして。

本当だったりして?

今年の夏、セミが乱入して、この木にとまったら....。

玄関ホールでセミのハレルヤが聞こえてきたら....。

ある日カブトムシが自然界と同様にたたずんでいたら....。

かれらの足のショカックにひかからないように

磨きをかけなければならない!

来週には乾燥状態をみて磨きまくります。




昨年までは「梅の木が畑」だったこの地。

今年は「漆喰畑」になる気配かな?

By Takasugi

2011年2月21日月曜日

完成見学会リポート



南に勇壮な表情のY様邸。
天然石と漆喰の佇まいはダイナミック!

 
およそ人間の歴史の中で、漆喰の美しさは人間を魅了する力があります。
それが住まいであるならば、そこに暮らしたいと思うのは自然な事。
建物の美しさを追求した私たち、ケンテムハウスの結論です。




美しい家は、その家に住む入居者を魅了し、豊かな暮らしへと誘い、
そして心豊かなくらしを育んでいく。
やがて人々がにぎわう潤いのある街並みを形成していく....。



と、いうことで 2月19日(土).20日(日)の完成見学会が大盛況でした。

バツグンの晴天のもと真っ白な漆喰壁が目をみはる光景の外観。

建築中は摩訶不思議に通行された方が多勢いらっしゃった事を
きかされました。

ご来場の方々よりピンクだった外壁(しっくい)が白くなった?

ごつごつ石(ジャラシックウッドストーン)がかっこよくくっ付いちゃった!

チョーデッカイ バルコニーがあったなんて! etc....。




㈱無添加住宅 営業部の東坊次長様より神戸よりご来場。
懇切丁寧な無添加素材のご説明。
“無添加人”請負人!
 


子供達に「しっくい手形プレート」づくりに参加していただきました。





プレートに塗りたての無添加住宅オリジナル漆喰に
手形+ビーズで装飾アート。お母さんスナップチャンス!



芸術家!センンスがいい。


子供達にまけじ、おかあさんも、おねんさんも参加しちゃいました!

ちっちゃなお子ちゃま達も挑戦!

「ニカワで接着体験」

無添加住宅では化学ボンド、接着剤はNG。

ニカワで接着すると

ひずみが出ないので高級な家具や楽器の接着には「にかわ」が使われています。

「にかわ」に勝る接着剤はまだ見つかっていません。

天然の瞬間接着剤! 無添加住宅は高級家具、楽器なみ?


ニカウさんに似ている無添加カーペンターにより
60度に温めたニカワを抽出中。ご存知のとおり、ニカウさんは子供達には通じない。



香りたかきニカワ。誰かの足の臭いより香りがたかい。
その香りにまけないで接着してます。エライ!

 
大人でも剥がすのは無理。5分ぐらいねばったけど....。
 
ニカワの勝ちでした。
 
 
 
 
皆さんに楽しんで「無添加住宅」の素材、完成住空間、漆喰内装の
美味しい空気を体感していただきました。
 
 

2011年2月16日水曜日

もうじき完成です。お掃除開始です!

今週末の2月19日(土)~20日(日)は完成見学会を開催します。

見学会前にY様邸もうじき完成リポート!
ジェラシックウッドストーンの上に浮びあがる漆喰の邸宅!
天気がいいですよ!中で汗かいてます!

石の上にも三年。石の上にも漆喰ともよく言われる。(Nai Nai Nai!)

天空の城のような装いで もうじき完成です。





アイアインはオリジナル製
黒皮のはったアイアンがいい味だしてます。
2階ホール
たった今、養生をはいだところ
南からお日様がニッコニコ
寝室のワンショット。
シンフゴンの無垢床材が出現!ぽかぽかしてます。
トイレは広い広い。
奥様ベストチョイスのペーパーホールダーがGoo!
トイレの手洗いです。豪華かも!
掃除が好き。カメラも好き。
汗かいてます。一生懸命です。
建具のドアストッパーを取付中。
無添加カーペンターの丸さんです。


アトモーチョットです。
またリポートします。

2011年2月12日土曜日

「平屋建てでもない2階建てでもない家」建築中

平屋建てなんだけど2階建てにもみえる家を建築中です。


完成イメージパースです。
南玄関の角地・ガレージは2階だけど住宅は1階らしい。
 無添加カーペンターズが内部造作に励んでます。


勾配天井とフラット天井をてわけして造作してます。
「もう少し背があったら...」
コートヤードを囲む家には窓がいっぱい。
南、東面がめっちゃ明るいしお庭がばっちりお見えする予定。

空中散歩のように気持ちよさそうに作業してます。


星さん!こっち見んないや!
俺けぇ~。
笑顔がいいので撮っちゃいました。
笑顔はいいもんです。仕事はばっちりまじめな「星さん」

写りたがり屋は昔から?

カラオケ8(エイト)で月に2度は歌う。

肴は干したイカはダメ!

柿の種ならOK。ちなみにポテチでもいけるそうです。

ヒップだけ見えるのは「岡やん」。

ヒップホップですか?と、じゃれてきいても、

「ホッピーは若いときにしか飲まなかった」といいかえされた。

コンプレッサーの雑音のせいだと思っている...。

自分の笑みが壊れていくのを我慢している顔が

ガラスに浮んだのが見えた。

とりあえず、背を向けて歩いている自分を笑った。

外仕事の板金屋さんの若い衆が不思議そうな顔で

窓の外から、こっちを見ていた。

ゲンノウで叩いた瞬間の「踏ん張りっぺ」

の音が聞こえたようなので現場をでた。

健康の証だと生理現象を素直に認めた。


とにかく一生懸命造作中。

無添加カーペンターズは笑顔がいい!




2011年2月11日金曜日

加茂の鉄工所からアール・ヌヴォー運動開始


アイアン手摺を加工してます。
加茂市にあるケンテムハウス事務所近くの鉄工所。

同じ町内です。

アイアン手摺を製作中。




無添加住宅にはどこかヨーロッパの佇まいが漂います。

天然石、漆喰、無垢材が融合したデザインには

自由度が限りない。

実は「和モダン」にもマッチングする。

クライアントの想いを形にするのはたやすい能力がある。

全国の無添加住宅を建てている代理店同士で

アート&クラフトのムーヴメントが競い起こっている。

この現象を「無添加モダニズム」と私は言う。

無添加住宅の生みの親、秋田社長のスピリッチャルが

源泉だ。自然界からありのままの素材を自由奔放な、洗練された

空間デザインにしたてあげる真のエコデザインに魅了されるひとは

多い。知らない人も多いのかもしれませんが。



全国的に建築業界では左官屋さんの仕事は少ない。

無添加住宅の家は左官屋さんが内部、外部ともたくさんの

仕事量が存在します。仕上げの塗り方は人によって千差万別。

多彩性のある仕上げが求められてきた。

仕事量に悩んでいた左官屋さんがいよいよ復活の兆しが

みえてきて「やってやるぜ!」のアクティブ精神が日本中を伝播しはじめた。

鉄工所だって負けてられない!

およそ鉄骨建てでない限り住宅産業には用事がないのが

鉄工所。しいて言えば鉄骨の非難階段くらいか?

鉄は無添加住宅ではOKの素材。

仲良しの錆止めやオイルペイントはNGですが

鉄からでてくる“黒かわ”でしあげればはOK。



吹抜けホールの手摺がほぼ完成。
この段階では
工場内に飼われている秋田犬の巨漢、“アキ”の
あたらしい犬小屋の鉄柵と思われても仕方がない....。


鉄工所はアートクラフトの泉。

工作器具、機械、ガスを多用して

曲げたり、切ったり、展ばしたり、尖らせたり

丸めたり...なんだってできちゃいます。

その気があれば。




19世紀後半から20世紀初頭に起こった

フランスの「アール・ヌヴォー」。

英語で直訳すれば「アート・ニュー」。

つまりは「新しい芸術」という意味らしい。

当時の新しい素材の鉄やガラスを利用したのが特徴。

曲線を多様化した芸術性を生活品や美術品にとりいれた運動。

もちろん建築にも。ガウディーは有名。

まさに、ここにあるアイアン手摺は

曲線を気分次第で曲げたとはいえ、それこそが

アール・ヌヴォーの精神に共通している。

ィキペディアには以下に説明が記されている。

「工業化の進行とそれによる創造性の枯渇をいとい、
社会の再生は、人々の周りにあり人々が使うもののフォルムの
真正性によってしか成されないのであるとして、中世のギルドの精神、
自然界のモチーフの研究、洗練されたフォルムへの回帰を強く勧めた。」


平成の建築業界。工業化、化学製品住宅の量産となった住宅業界に
一石を投じた「無添加住宅」をつくった秋田社長。

著書の「未来の家作りは江戸時代に学べ」を読むと
その思いはたやすく理解できます。

そこに賛同した全国の代理店。

化学物質を出来るだけ排除した「無添加住宅」は
新築によるアレルギー疾患の発祥を未然に防ぐ未来の鍵がある。

それでいて、実に優雅な空間を演出するのが特徴の「無添加住宅」。

高価な家を造るのではなく、工夫と努力で価格を抑えて

世に送りだす事も使命。実に高価にみえるのがミソ。


無添加住宅の家作りにこそ

「アール・ヌヴォー」と「無添加モダニズム」が融合した

新しいジャンルが発祥したと確信している。

という事を

広川鉄工の広川社長さんに言いたかったわけです。

はい。説明がながくなってしまいましたが。

アイアン手摺のご用命は

コチラhttp://www.telnavi.jp/phone/0256530901


近日、取付状況をアップしま~す。




By Takasugi



2011年2月6日日曜日

太陽に吠えろ!ジェラシックウッドストーン



太陽に映えるジェラシックウッドストーン
  カメラを向けていると鼻歌が聞こえてきた。

ご近所のおばちゃまが おおてんとさまと会話しているような

その鼻歌がここちよく聞こえてきた。

雪に囲まれた冬なのに、ぽかぽか感がうれしくて

鼻歌まじりのお散歩の様子。


現場の前で立ち止まって、「ふうぉー!よーしたもんだ(よく出来たもんだ)」

と一言。すぐにぽかぽかリズムの鼻歌にもどって歩いていきました。


おてんとさまに語りかける鼻歌がここちいい日和です。


太陽の光エネルギーは工学的なものだけでなく

素朴で叙情的な時を創り出すもんだと

ありがたさがよくわかる日和です。



♬ジェラ紀~愛の言葉は~♪ジェラ紀~壁の裏側~


表じゃないの! (クッワー 、極限のおやじがはいりすぎ!)




「無添加住宅オリジナル漆喰」の純白な壁と
「ジュラシックウッドストーン」のコントラストが自然に表現
  ジェラシックウッドストーンは自然界にあるがままの天然石です。

インドネシアからやって来ました。

無添加住宅の開発者である秋田社長

世界中の建材として使える素材を独自のルートで輸入販路を開拓。

無害な素材を安価に、自然の素材を上手く使いこなす

住まう程に骨董品になる家=無添加住宅を誕生させました。

実は、新潟県で一番最初に無添加住宅を建てたスタッフが

ケンテムハウスなんです。


無添加住宅は工業化製品住宅にアグレッシブ。

無添加住宅の佇まいのパンチがきいた表現は

天然石と漆喰とのバランス。

珪化木のひとつであるジェラシックウッドストーンは

ジェラ紀(現在から約1億9500万年前にはじまり、

約1億3500万年前まで続く地質時代。)の木々が化石になったもの。

壮大なロマンを感じる化石ですね。


石英や水晶の結晶がまざっている魅力的な化石なんです。

2階の細長い窓が連なっている間には

コーラルストーンが張ってあります。

彼はフィリピンからやってきました。

珊瑚の化石です。

正体は石灰岩。

今回は脇役ですがバランスはいいかんじ。


南面にはコートヤード。囲い壁がジェラシックウッドストーン。


雪がだいぶ解けてきました。週明けには足場解体です。


今年の1月。現場には七つの雪が降ったと

無添加カーペンターズのぼやきはおしまい。

しばらくは春の陽気にしてほしい。

ジェラシックウッドストーンよ

太陽に吠えろ!



By Takasugi






2011年2月3日木曜日

節分 春が立つ

今日は節分。

立春の前日、節目の日。

連日の雪にマイッタと思ったら“空はやっぱり青かった!”

新潟の鉛色の雪空とうってかわって

本日は日本晴れで気持ちがいいですね。

青い空に映える家。漆喰の白がかもし出す

決してサイディングや塗料では出せない白。

漆喰成分である石灰の結晶がキラキラ光る事で

白さが違うんですね。

バルコニーの外壁は
ジェラッシックウッドストーン=珪化木
もうじき足場を解体
内装にコーラルストーン=珊瑚石
LDKにコーラルストーンを張ってます。

珊瑚の化石です。近くで見ると貝殻なんかがちらほら

見えちゃいますね。

ラフとフラットをランダムに張り上げました。
明日から立春。

さらば雪

こんにちはハックション大魔王!

マスクマンの季節到来か。

皆さんマスクのご用意を。


By Takasugi