2012年4月3日火曜日

米糊でくっつけた階段

昔ながらの手法です。

化学ボンドのない時代は米のりで木材を接着してました。

800年余り昔につくられた東大寺にある仁王様も米のりで

今でもガッチリくっついてます。

体もガッチリ、ボディビルダーのような仁王様。

この筋肉質なボディーが米のりで

優しくくっついているなんて。

話せばわかる いいやつのような気がする。


チョキをだしたら金剛捧でなぐられそう。

でも米のりでがっちり800年余りもくっつているので

うごけな~い!


ってなことで米のりは驚くべき接着力なんです。


米のりで接着してある

無添加住宅オリジナルマテリアルの

米のり集成材。

薬品での木材燻蒸(くんじょう)していない松材を

米のりでくっつけています。

仁王様のように丈夫です。

採寸しながら

一段一段 丁寧に取り付けます。

長めのビスで

がっちり固定。

無塗装、無害

肌触りの感じもグー!

ほおずりしたくなるくらい

さらさらしてます。



仁王様おすみつきの階段の完成です!


By Takasugi