エイジングとはage(年齢、齢)を重ねていくこと、つまり「加齢」である。
夏はやっぱり加齢です。(ひとりでいってろ!!)
新しい木材や外壁を古くみせる技法を「エイジング」といいます。
東京ディズニーランドやディズニーシーの建物によくみられますね。
遠近感を見せる為に1階と2階または一番上の棟を縮尺を変えて
たっかーく見せたり、遠くにみせたりする技法もありますが、
さすがに新築の家にやっちゃいけませんね。
おこられちゃいます。
このたびは施主様より「おまかせ」の承諾をいただき
無添加住宅オリジナル漆喰に
「ケンテムハウス オリジナル エイジングウォール」仕上げとなりました。
“古きを見せて新しきを作る”?????
イメージは「ウェールズの古民家」
良き時代には炭鉱で栄えたウェールズの街はずれにある家。
かつて5カ国対抗ラグビーでは最強で、
「レッド・ドラゴン」の異名で恐れられた。
釜石ラグビーと少しかぶるとこありか?
その昔、主産業は石炭産業で、選手は昼間は炭鉱員として働き、
仕事が終わるとラグビーでナショナル・ヒーローになるというのが
ウェールズの古き良き時代だった。
バックス展開も華やかで、フォワードの強さと
バックスのひらめきを融合したラグビーをした。
英国皇太子を英語で「プリンス・オブ・ウェールズ」と呼ぶ関係もあり、
ダイアナ妃がよく観戦に訪れていた。
かつてラガーマンだった私の憧れのウェールズ。
その古き良き時代の炭鉱ラガーマンが佇む家。
ひじょうーに個人的趣味ですが、フカーイ味わいの家。
色粉 いろこ です。
今回は「黄色」と「小豆」色を使用。
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「絶対変色せぬ」のレトロ箱入りパーフェチャー 小豆色
箱は黄色 写真撮り方がまちがってます。 |
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パーフェクチャー 黄色 |
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外壁、下塗りセメント漆喰の仕上がった状態。
6日前に施行したので乾燥は十分です。 |
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独自の感でパーフェクチャーを混入した漆喰仕上げ。
浪波パターンはプラゴテで仕上ます。 |
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仕上げ漆喰が乾燥した状態。
2日前の施行なので乾燥は十分です。 |
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その世界では絶対を誇る「キリン柄」を描く。
非常に大切なポイントです。
え~!キリンじゃん。 |
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「キリン柄」をケンテムハウスオリジナルファンデーションパット
で叩き仕上としました。叩け叩け!叩くにのじゃ~! |
濡れた状態では色が黄色っぽいんです。
乾燥とともに「小豆」色が浮び上げてきて色に深味が加わります。
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「ウェールズの古民家」風 漆喰仕上げの完成です。
漆喰はもちろん無添加住宅オリジナル漆喰を使用。 |
乾燥した状態です。
キリン柄→ケンテムハウスオリジナルファンデーションパット
→やや黄色が濃い状態→小豆色がほのかに浮びあがる
→乾燥 仕上がりとなります。
※けっして複数でやってはいけません。
感性の違いが仕上りにでてしまうんですね。
孤独に、真剣に、リズムよく、他人に評価される事なく、
臆せず です。
足場に一人で作業してましたが
とにかく暑い日でした。
仕上がった雰囲気は私一人で楽しんでましたが。
足場解体はもうすぐです。
「ウェールズの古民家」風の漆喰外壁がオメミエです。
By Takasugi