2012年4月11日水曜日

一億一千年前の石・玄昌石

東京駅の屋根に使われている

天然スレート・玄昌石を玄関ポーチに敷きつめました。

タイルと違って天然石ならでわの色んな顔つきが

いいかんじです。


この玄昌石を

無添加住宅では石屋根としてもつかってます。

黄鉄鉱と有機物の生成された表情が

優雅さをかもしだしてくれるんですね。

耐水性、耐火性、曲げ強度のある

自然が恵んでくれた

優れた建材なんです。


毎日の足元。
漆喰壁にとてもよく似合います。

人工的でない風合いは
味わい深い!

By Takasugi

2012年4月8日日曜日

もうすぐ完成です。

 e-hills(イーヒルズ)河渡

100プロジェクト(100区画の新規分譲宅地)に

ケンテムハウスの無添加住宅が

もうすぐ完成です。

これより足場解体作業。

Y邸の「黄色い漆喰と天然石の家」がお目見えです。


天然石「錆バラ」を外壁に
 自然の素材の風格が“無添加住宅のデザイン”です。

黄色い漆喰は黄色いベンガラで着色しました。


漆喰の模様仕上げ
Y様とは3年間の計画でこの家をつくりました。

住みやすい環境のなかでの

土地探し。

限定した地域のなか、

e-hills(イーヒルズ)河渡 100プロジェクトにめぐりあい

運良くこの土地を購入できたのです。

来週にはお引越し。

よき春がやってきます。


By Takasugi

2012年4月6日金曜日

長さ3メートルのキッチン

長岡市S様邸。

オーダーキッチンの取り付け日です。

2階吹抜けダイニングキッチンは南東で明るい配置。


1階から足場をかいして

荷揚げ運搬。

東の窓からの光がステンレス天板を照らす。

キッチンが配置された新築現場には

仕上がりの空気がながれだします。

完成に近づく感がいっそう強くなりますね。

2階の南東。一番どころを

長さ3mのキッチンが勇壮にみえました。

食のあるところにこそ笑いのある

家族の団欒が紡ぎだされるんでしょうね。


By Takasugi

2012年4月3日火曜日

米糊でくっつけた階段

昔ながらの手法です。

化学ボンドのない時代は米のりで木材を接着してました。

800年余り昔につくられた東大寺にある仁王様も米のりで

今でもガッチリくっついてます。

体もガッチリ、ボディビルダーのような仁王様。

この筋肉質なボディーが米のりで

優しくくっついているなんて。

話せばわかる いいやつのような気がする。


チョキをだしたら金剛捧でなぐられそう。

でも米のりでがっちり800年余りもくっつているので

うごけな~い!


ってなことで米のりは驚くべき接着力なんです。


米のりで接着してある

無添加住宅オリジナルマテリアルの

米のり集成材。

薬品での木材燻蒸(くんじょう)していない松材を

米のりでくっつけています。

仁王様のように丈夫です。

採寸しながら

一段一段 丁寧に取り付けます。

長めのビスで

がっちり固定。

無塗装、無害

肌触りの感じもグー!

ほおずりしたくなるくらい

さらさらしてます。



仁王様おすみつきの階段の完成です!


By Takasugi



2012年4月1日日曜日

四角い家のマジックハウス

片流れの屋根の四角い家。

屋根材で外壁を斜めに張り上げると

変形した家の容に変貌します。

四角いプチ窓FIXが斜めに配置されたことで

より変形したように見えます。

木造2階建。

塗り壁に化粧の目地を形成して仕上ると

まるでコンクリート造にみえます。

屋根の下手から見ると

四角い家であることがよーくわかります。

でも最初に見た情報は「シャープな台形の家」

として脳に焼き付いているので

なーんだ 四角い家か なんて思わなくなりますね。

黒い色の屋根だからできるコントラスト。


外壁のセメント漆喰と鋼板屋根材で仕上ると
不思議な表現ができるもんです。

斜めにクビを傾げながらの生活になれました!
と、ご主人は喜んでくれました。
って事はありません。

外壁面の窓はスリムタイプNoカーテン。
屋根の天窓から気持ちのいい明かりが
ふりそそいでいます。

上を見上げながらの生活になれました!
って事もないですが
見上げた青空や星空、流れる雨足、雪の足裏模様
が環境のメッセンジャーになってくれてるそうですよ。

気持ちいい暮らしは
発想の自由からいくらでもいただけちゃいますね。


By Takasugi

2012年3月31日土曜日

内装 漆喰塗り

無添加住宅オリジナル漆喰の登場です。

いよいよY様邸の内装仕上げ。

ミキサーでヨーク練ります

まぜます。

内装漆喰の場合はサラダ油と水を混ぜます。

化学学物質ではないので無添加です。

最近油の値段があがりましたが....。

天井は下塗りをします。

乾燥後、上塗り仕上げ。

壁面はジョイント処理をしてから仕上げ模様塗りとなります。


コテさばき、コテはこびがあっての

きれいな仕上げ。

一見誰でもできそう。

天井作業はクビ、腰、腕、手首が

けっこうきます。

ほら、ひざが笑ってる。


丁寧に、丁寧に、無添加住宅の一番のみせどころ。

仕上がりが楽しみです!


By Takasugi

アジアンウォールナット 床張り

無添加住宅のオリジナル無垢フローリング

のロックファーを張ってます。

別名 アジアンウォールナットと呼ばれています。

木密があるので硬くずっしりとした重みがあるんです。

画像は子供部屋。

傷つきにくい事で採用しました。

褐色、黒褐色の色のムラが

美しい無垢フローリングの色調ですね。

アンダーセンのダブルハング式のサッシ。

木製サッシですが外部は樹脂で密着カバーしてあるので

浸水の心配はありません。

アルミの白と質感が違い

同じ白でも見た目が柔らかいんです。


もうチョットで内装漆喰塗りの工程です。

春の気配とともに

完成に一歩一歩近づいてきました。

By Takasugi

2012年3月30日金曜日

春です!地鎮祭より

久しくブログから遠いてしまいました。

春がやってきました。

根深い雪がとけ、草木が太陽に顔を見上げてます。

冷たい風が これでおしまい っと冬の幕引きをつげているようです。

秋葉区にて地鎮祭。

S様邸がいよいよスタートとなります。


ご家族とケンテムハウスの工事が

無事故でご健康で暮らせる家となるよう

ご祈念もうしあげました。

素敵な無添加住宅が

秋葉区に誕生します。


By Takasugi

2012年2月11日土曜日

上越市にて 漆喰ウェザーメーター

上越市S様邸。

築2年2ヶ月の無添加住宅。


㈱無添加住宅 東坊さんが雪の中、試験体調査。

無添加住宅オリジナル漆喰の

ウェザーメーター、屋外ばくろ試験を

S様ご協力のもと1年近く継続的に試験させていただいております。

海岸部での漆喰にベストな条件の結果を求めての試験。

経過目視を3月まで行い。

変色付着物を試験センターにて解析し

ベストな漆喰を精製する事となります。

S様ご夫妻のご協力には感謝つきないほどであります。




1回目の冬をむかえた木製カーポート&物置小屋。

風雪のなか堅牢に建物にマッチしていました。

家と同様にS様ご夫妻のデザイン。

石の配置、張り方は奥様によるデザイン。

S様ご夫妻のセンスには我々も勉強になります。


雪や潮風と仲良くできる漆喰が

この春いよいよ誕生します。


By Takasugi

2012年2月3日金曜日

パーラー高原は恵方にある

午前零時に一仕事待っている。

2月3日節分の弊社のちょっとした行事。

一人でひそかな 「御祭り」

その旨には「亥子(真北から少し西よりの方角)の壁に御守りを貼る。」

とある。その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされる。

恵方巻でも食べるべきなのだが

事務所から恵方に300歩足らずにいける「パーラー高原」にて

午後8時、夕食にありついた。



「パーラー高原」は半世紀の歴史がある。

加茂市内の住宅地にひっそりと佇む。

木製サッシのガラス。

結露が真冬の温もりを感じる。

「壇れい」さんが金麦と温かシチューをつくって

待っていてくれそうな雰囲気だ。

勝手な想像で片足が40センチくらいスライドして壁に

助けを求めて“アッツ イッテ”と言った10秒後に店に入ったら、

ママサンが鼻の穴を膨らまして“いらっしゃ”と迎えてくれた。

沈黙の15秒後に着座。貸切状態。

聴きなれないバイオリン協奏曲が肩をほぐしてくれた。



ニッチの絵画をながめながら

ハンバーグナポリタンを舌鼓。

けっこうなボリュームのわりには安いです。



この店には伝説がある。

この席に加茂校生だった「樋口可南子」さんがよく座っていたらしい。

学校帰りの「樋口可南子」さんの通う頃の「パーラー高原」は今も何も変わらない。

「灰皿」と「あつあつのおしぼり」と「水グラス」がまずテーブルにおかれる。

コーヒーとタバコでしけ込んでいたのか?

んなわけないか!

店内の壁はニコチン・タールで黄ばみがかっている。

昔ながらのお店として落ち着いてはいるが

勝手に漆喰を塗ってみたくなる。

ケンテムハウスのホワイトプラン。ファーッ!!

「樋口可南子」さんもきっと喜ぶにちがいない。

行きは晴れたが帰りは雪。

事務所に歩いて戻ったら

全身ホワイトプランになってしまった....。


By Takasugi


2012年1月27日金曜日

e-hills河渡にて 上棟です。

コチラは新築銀座 e-hills河渡 大型分譲地


雪景色の中、Y様邸の上棟です。

一月最後の大安で晴天に恵まれました。



化学物質化敏捷というアレルギーとたたかうご家族の家。

自然素材の家づくりの現場を廻ってみて確かめた結果、

ケンテムハウスの無添加住宅を選んで下さいました。

「家族皆さんが普通に住める家」の誕生です。

素材選びは一品一品を

手や鼻、肌で確かめていただき

アレルギー反応のない材料選びからはじめ、

奥様の将来を見据えたこだわりの間取りの家です。

構想3年という月日。

上棟の喜びもひとしお。


無添加カーペンターズの腕のみせどころです。


By Takasugi





2012年1月21日土曜日

木製窓 到来です。

窓にもたくさんのメーカー、種類があります。

木製窓が海の向こう側からやってきました。

無添加カーペンターズが「アンダーソン」と呼ぶ輸入木製窓。

アンデルセンと言わなかっただけ安心だ。

もしやアンデルセンさえ知らないのか...?

カタログにはアンダーセンと訳してあるがアンダーソンも

発音としては間違っていないらしい。

本物思考クラフトマンらしいと誇らしく思う。

外観の白は樹脂。

窓本体は全部木製。

白のレインコートを着た木製窓というわけです。

腐りにくく蒸れないしかけがほどこされています。

画像はS様邸の「上げ下げ窓」と「半円のサークルトップ」

を一体にしたスペシャルな段窓。

2階ダイニングキッチン東面に3箇所等間隔に取り付けます。

床が真っ白いメキシカンタイル+床暖、壁・天井は真っ白い漆喰。

朝日のダイニングはキモチイー!となる事まちがいなし!



Y様邸の巨大な上げ下げ窓。

高さは2m40㎝。幅1m20㎝。

上げ下げ窓にしてはジャイアント。

ジャイアントハバ!?。

ハの毛が2本抜けた感じがお洒落な気がする。

ガラスはペアLow-E=Low Emisivity(低反射)の略だそうです。


しかも光触媒。“汚れは雨に流してくれ”って感じです。

窓は壁に穴を開けるとうい発想からできたにしてはデッカイ。

高性能ガラスの出現でデカサOKの家。

最初に窓をつくった人には理解できないだろう。

1階のリビングに横に並んで連窓となるので

期待十分の明るさです。

紫外線カットのガラス性能なので

ガングロファミリーにはなりません。


輸入検品 OKです!


現場窓付けが楽しみです。


By Takasugi

2012年1月18日水曜日

『ALWAYS 』―蒼い空に向かって

旭日の太陽が粟ヶ岳からオレンジ。




みかんが日の明ける青い海に投げ込まれていく様な

自然の美をみながら出勤。

思わず 町田義人の「赤い狩人」が頭に浮ぶ

まるで自分がキタキツネになって出勤しているようだ。




しかし昭和の人間であることがよく分かる、自分が...。

でもイッスヨ~この歌 旭の出勤テーマソング

凍てつく冬道で旭に向かって出社するにはピッタンコ。

赤い狩人で出社 可です。やるきワクワクも 可となります。

赤い狩人 あさひ編集 ごらんあれ!
http://www.qeyik.com/watch=FsB_dUQ0QTM_.html

きっと熊にまちがえられそうな気がする


射殺されるか?

むにゃむにゃ そんな事はない、独り言。




加茂市内も日中はぽかぽか。

昼休み現場に行ったら足場にジャンバーが置き去りに。

無添加カーペンターズも天気にあいまって赤ら顔。

―よっALWAYS 』!―

=「?!」=

―『なじらね 』―

=「へぇ12時あてべ」=

―“やっぱりALWAYS” 俺より昭和だなって独り言。―


K様邸 絶好の大工日和


空に向かって 屋根のかたちができてきました。

一番高い場所が ロフト になるんです。

平屋にはチョット見えないかもしれませんが。



太陽にぽかぽか気分の柱や梁。

さぞかしいい気持ちに違いない。



もともと立派なお庭があるので

南から眺めると

庭越しには勇壮な建築物。

庭があると建物もいっそうきわだちます。

この建物だからだと担当者はいうであろう。

なるほどうなずけます。

明日も天気です。

三丁目の夕日が見れますように。

By Takasugi



2012年1月15日日曜日

地鎮祭~遣り方

新潟市東区の分譲地e-hillsにてY様邸の地鎮祭。

なぜか晴れ間がひろまり雪もほぼなくなって

良好な日和。




この地に家を建てるお許しをお願いし

ご家族の無病息災

=「無病(病になることが無い)」で、「息災(長生き/健康)」と

ケンテムハウスの皆が無事故で建てることをご祈念いたしました。



地鎮祭を青空のもと

滞りなく終え、この次期の絶好な日和ということで

「遣り方だし」をいたしました。

水平、直角、対角線、高さ、家の配置を確認する作業を

無事完了です。

まるで関東地方で作業したかのような最高の日和で

作業もスムーズでした。

この地に「ケンテムハウスの無添加住宅」が誕生します。

By Takasugi


2012年1月12日木曜日

2012・仕事始め~建て方~

2012年 仕事始めは 1月6日

加茂市にて「和モダン無添加住宅」平屋の家からスタートです。

建て方=上棟までの主要構造材を組み立てる作業。

レッカー出動で無添加カーペンターズは威勢よく

大きな木のハンマー “掛けや”を振りかざす。

降雪予報をくつがえすいきおい 。


気持ちいい
蒼空のもと ここちいい木打音が コン、コンと

凛とした冷たい空気のなか音波がみみに届く。

家が建つ音色はやりすぎなければここちいいのかもしれない。

となりのお婆ちゃんお爺ちゃんがニコニコして作業をながめていた。

柱のうえに梁を組み込む。

「安全は全てに優先する」のが建築現場の掟。

特に建て方のときこそ安全にたいする緊張感が漂う。

雪とたたかう新潟の冬。

鉛色の空だけではない蒼空のもと

無添加カーペンターズが

さらに腕をはっきする年のスタートです。

By Takasugi

2011年12月17日土曜日

穴から光 ノンエレク スマートエコ窓

電気を使わない照明がTVで紹介されていました。

似たような発想だな~と感心しましたが。

昼の明かりを

暗がりな1階に取り込む。

曇りでも晴れた感じがします。

夜は星空、天気が悪いと雨がはじけるアクアディスプレイ。

雪がっ降ったらそっとひとふき。手の届く場所なのでOK。



いつかその全貌をお教えします。

しばらくは内緒です。

By Taksugi


2011年12月13日火曜日

新潟・万代シテイバスセンターのカレー

午後一番、県庁脇のとあるビル。
フラット35S適合証明書の交付をうけ

隣のビルからカレーの芳ばしい香りが鼻をつく。

昼どき車移動のため空腹感たっぷり。

万代の金融機関に寄ったついでに

万代バスセンターへ足が向く。

目的はカレーだ。

んっー、まてよ。今晩はカレーかもしれないぞ....。

デジャブだな?



万代そば」に到達。

月見そば+カレーの食券を購入し

カウンターへ。

万代そばのカレーの美味しさの秘密は、ルウを和風だしととんこつをベースにしたスープで伸ばし、ソースが造られていからだ。

黄色いのにわりと辛い、田舎臭い色なのに生意気に旨い。

このギャップにはまる。






この乱暴な盛り付けにマッチした福神漬がいいを役している。

月見そば。

卵の黄身の中心にお箸を垂直に挿入。

吊り上げたそばは見事に黄身が絡みつく。

小脇にきざみのりが口の中でしょっぱさを

マイルドにおちつかせてくれる。

時折交わすバスのエンジン音。

それに混ざり合う街の喧騒が

万代立ち食いライブのステージだ。

会った事もない婆ちゃんと兄ちゃんと

肩を並べて

ただひたすら食べた。

5分で完食。

かなり胃がヘビーになってしまった。

カツオ風味とカレーの辛さのジンジン感を

歯ぐきでしっかりと受け止め

口の中では少しだけ騒がしい。

何食わぬ都会人みたいなふりをして

万代の街を闊歩していた次第です。

たまにはいいか!!

By Takasugi


2011年12月9日金曜日

オリジナルオーダー建具制作中

加茂といえば木工の街。

小京都といわれる有縁のなかのひとつ。

木工工場にて


アドモンド社の3Dパネルにて

内装建具を制作してます。

ビー玉にて

スコープを。

船舶用窓が先程とどきました。

トイレドアに設置しようと思います。

真鍮の棒付。かなり頑丈です。

ガラスも分厚いです。

ディズニーシーで

お目見えできる窓です。

思考錯誤で取付ました。


仕上がりの画像は

後程。

とってもいい感じです。

ドアの内側に秘訣があるんですよ。


By Takasugi

2011年12月5日月曜日

古くなっていくほど味わい深い家

外壁の塗り壁といえば

ヨーロッパでは漆喰壁が普遍的価値として存在する。

その国々の長い歴史にあった建築物が今でも数多く

大切に住み継がれている。

漆喰以外なかったといえばそれまでですが....。

芝に包み込まれた玄関へのアプローチ。

敷石が誘う家の玄関は木製玄関ドア。

変色した外壁。

トラッドなスタイルには言い知れぬ

人の持つ優しさと落ち着きをひきたたせてくれますね。

「木と漆喰と天然石の家」

和でも洋でも創り進んでいきたいもんです。

By Takasugi