2011年3月24日木曜日

新しい家づくりのはじまり



本日は午前中は晴れの予報。

と、いう事で地縄張りにいってきました。

建築する土地に設計建物の配置をあらかじめ縄を使って

線を描きます。



地表に現れた線は一次元。

やがてケンテムハウスの二次元として立体化され

感動という三次元へと誘っていく....。と、頭でつぶやいてしまった。


ほら!はよひっぱれいやー!




畑に貸していた土地に無添加住宅を建てます。

食べれる家なので野菜と思っていただいて結構です。

かってに収穫しないようにおねがいします。

なーんてこといちゃって。


建物の配置作業中。




現役の畑だったので土の香りが芳ばしく感じたのは気のせいか?

いや、春の匂いか?

それとも俺か?



地縄張り完了。




南側に空き地を残して家庭菜園をつづける予定です。

耕運機さんにはしばし隅にいていただく事になりました。

これから始まる無添加住宅の家づくりを

ずーと見ているに違いない。





おいしい手作りケーキ。
ごっつあんです!

 作業のごほうびに

小学1年生の穂香ちゃんの「手作りケーキ」をいただいちゃいました。

おかあさんと一緒に一生懸命つくってくれたそうです。

飾っておきたいくらい「カワイー作品」に見えちゃいました。


会社にかえってみんなでいただきました。

ごちそうさまでした!ありがとうございます!



未来ある子供達の笑顔だけでも励まされる昨今。


心温まる、お腹も温まる 出発の日となりました。


みんなで元気よくがんばる!



ひつこい雪よ。そんなに俺達が好きなのか?

年末にまたあおうじゃないか。

わかるね。 

っん?





By Takasugi

2011年3月15日火曜日

足場解体

電気を使わない作業でもあり、地震対策の意味も含め
予定を早めてT様邸の外部足場を解体しました。



小春日和。

東北地方がずっと天気でいてほしいと

願うばかりです。


By Takasugi

2011年3月11日金曜日

負けないで!

東北地方で11日午後2時45分ごろ発生した地震の規模は、マグニチュード(M)8.4から国内最大とされるM8.8に訂正された。

岩手・宮城・福島の各県、茨城、千葉の一部、伊豆諸島、北海道太平洋沿岸などの地域に大津波警報が出された。

尋常ではないメガ甚大災害になにも手を差し出す事もできない
もどかしさでただ心が痛むばかりです。

今、大変な状況と察するのみですが

必死の一念で乗り切っていただけるよう

新潟のこの地からお祈り申し上げます。

あきらめないで、けっしてあきらめないで!

がんばって、がんばって、がんばって下さい。

自然界の力に、人間の小ささに 落胆しないで

がんばれ!

絶対に 負けないで!

スタッフ一同 衷心より

お祈り申し上げるとともに、

一人でも多くの方々が

生き続けられますよう

エールを送り続けます。



Kentem House スタッフ一同








2011年3月10日木曜日

ひろこさんの白い一日

タイル目地材をスポンジでふきとる「ひろこ」さん

ひろこさんは今日一日丁寧にタイル目地の仕上げの作業にあけくれた。

女性は乳酸菌が多いのでタイル目地の最後のしあげは

「ひろこ」さんにまかせてます。

というよりは、丁寧で孫をあやすそのやさしい手つきは

熟練の男性職人にはない繊細さと強さを兼ねそなえている

”ゴットハンド“なんです。

丁寧に丁寧にしあげてくれてます。




“心こそ大切なれ”はひろこさんの座右の銘。

家づくりの基本を私に優しく教えてくれている

名誉教授ですね。


疲れた心のひだをストレッチしてくれる笑顔を

仕事あがりに見せてくれました。

感謝!感謝!

床が仕上がり、いよいよ内装壁の漆喰劇場のはじまりです!


By Takasugi

2011年3月9日水曜日

メキシカンタイル ホワイトの家に「そよ風」

「そよ風」の床吹出口=ガラリで開閉式
「そよ風」という

太陽や放射冷却など、自然の力を最大限に取り入れた

家づくりの仕組みがあります。

新潟県で初の施行実績が実はあるんです。

今回は「そよ風」の部材のひとつに「床吹出口」という

断熱基礎の床下から空気を循環させる開閉式のガラリのみを使いました。

床下は高さ1メートル40センチあり換気窓が3ヶ所。

もちろん断熱基礎です。

吹き抜け勾配天井には天窓が2ヶ所。

間違いなく空気の流れは格別にいい。

すっごくいい。体でかんじた。

すくなくなった頭の地肌は、風のない日でも、

その僅かな風と温度変化を読み取った!

「頭は使うもんだ」という意味をこの年頃になると

その意味の深さを知悉していくもんだと確信。

床下から天空に抜ける「風」は

まさしく「そよ風」の仲間だ。



22畳のひろーいリビングの床は真っ白な

無添加住宅の メキシカンタイル ホワイトがしきつめ

られます。壁も真っ白な無添加住宅オリジナル漆喰、もちろん

天井もです。

直木賞作家の石田衣良さんの自宅書斎はとにかく

真っ白なひろーい空間だった事を勝手に思い出します。

たまたまテレビで見ただけですが、強い印象がどーも頭に焼き着いて

いつか真っ白い家づくりに挑戦してみたいと思っていました。

はらたいらさんに1000点じゃなくて

石田衣良さんに1000点ってかんじですか?

ふるーくっせー!


白が与えるイメージを白黒わけると


プラスのイメージ

•清潔 •純粋 •誠実 •勝利 •真実 •幸福 •さわやか •メルヘンチック

マイナスのイメージ

•冷たい •警戒 •孤独 •失敗 •空虚 •自己否定 •自閉 •別れ


だそうですが、個人的には漆喰をふだんからつきあっているので

「健康的」、「無添加」というイメージですが。

白なので白黒わけれませんよね?

この家のオーナーは色のスペシャリスト。

「真っ白い家がいい」というコンセプトに無添加住宅の

マテリアルにはバッチリ合致。


タイル施工中、作業性のため黒い服装?


♬ 真っ白な磁器タイルを


眺めては なにもせず


かといって ふれもせず そんな風にきみのまわりで


僕の一日が 過ぎてゆく ♪


はよしごとせいやー

仕事おわらんねっか!

ふぁーい!



もうすこしで小椋桂 作詞、井上陽水 作曲の

「白い一日」をゆっくり聞けそうです。

職人みんなで、とっても楽しみでワクワクしてます。

明日は仕上状態をアップします。


By Takasugi

2011年3月8日火曜日

ベンガラと漆喰で色っぽい?


そのむかしインドのベンガル地方産のものを輸入したために
「べんがら」と名づけられたそうです。

だからといってカレー色にしているわけではないのですが
なんかカレーっぽい?

漆喰はアルカリですがベンガラは耐アルカリ性にも優れており、
安くて無毒で人体にも安全。
無添加住宅オリジナル漆喰にベンガラ混入で着色
 
オーダーの色に調色。色は暖色系茶褐色?
 
「ピッタリにはならない」が口癖なのは危険回避の言葉か?
 
雰囲気、表現の色は幅広くです。
 
シブイ!好みの問題ですがいいかんじ!
ワックスで色を着ける手法もありますが
 
無添加漆喰には無害なベンガラが自然です。
 
真っ白い漆喰もいいですが
 
生活空間に色の変化があったら
 
人生に色っぽい味付けになるかも?
 
 
By Higuti
 
 

2011年2月25日金曜日

丸窓とモルタル漆喰


漆喰の下塗り完了
 セメントと無添加住宅オリジナル漆喰で下塗りを施します。

乾くと、うすいグレーになるので結構仕上がった感じがします。


玄関ホールの丸窓がスクエアーな外観をすこしだけ、いやみなく

ブラインドタッチの表現をかもしだしてます。

晴天もつづき絶好の「漆喰塗り日和」。



玄関ホールからみた丸窓
玄関ホールに杉の丸太が結構な存在感ありあり。

「もともとこの場所に生えていた木です」なんて言っちゃったりして。

本当だったりして?

今年の夏、セミが乱入して、この木にとまったら....。

玄関ホールでセミのハレルヤが聞こえてきたら....。

ある日カブトムシが自然界と同様にたたずんでいたら....。

かれらの足のショカックにひかからないように

磨きをかけなければならない!

来週には乾燥状態をみて磨きまくります。




昨年までは「梅の木が畑」だったこの地。

今年は「漆喰畑」になる気配かな?

By Takasugi

2011年2月21日月曜日

完成見学会リポート



南に勇壮な表情のY様邸。
天然石と漆喰の佇まいはダイナミック!

 
およそ人間の歴史の中で、漆喰の美しさは人間を魅了する力があります。
それが住まいであるならば、そこに暮らしたいと思うのは自然な事。
建物の美しさを追求した私たち、ケンテムハウスの結論です。




美しい家は、その家に住む入居者を魅了し、豊かな暮らしへと誘い、
そして心豊かなくらしを育んでいく。
やがて人々がにぎわう潤いのある街並みを形成していく....。



と、いうことで 2月19日(土).20日(日)の完成見学会が大盛況でした。

バツグンの晴天のもと真っ白な漆喰壁が目をみはる光景の外観。

建築中は摩訶不思議に通行された方が多勢いらっしゃった事を
きかされました。

ご来場の方々よりピンクだった外壁(しっくい)が白くなった?

ごつごつ石(ジャラシックウッドストーン)がかっこよくくっ付いちゃった!

チョーデッカイ バルコニーがあったなんて! etc....。




㈱無添加住宅 営業部の東坊次長様より神戸よりご来場。
懇切丁寧な無添加素材のご説明。
“無添加人”請負人!
 


子供達に「しっくい手形プレート」づくりに参加していただきました。





プレートに塗りたての無添加住宅オリジナル漆喰に
手形+ビーズで装飾アート。お母さんスナップチャンス!



芸術家!センンスがいい。


子供達にまけじ、おかあさんも、おねんさんも参加しちゃいました!

ちっちゃなお子ちゃま達も挑戦!

「ニカワで接着体験」

無添加住宅では化学ボンド、接着剤はNG。

ニカワで接着すると

ひずみが出ないので高級な家具や楽器の接着には「にかわ」が使われています。

「にかわ」に勝る接着剤はまだ見つかっていません。

天然の瞬間接着剤! 無添加住宅は高級家具、楽器なみ?


ニカウさんに似ている無添加カーペンターにより
60度に温めたニカワを抽出中。ご存知のとおり、ニカウさんは子供達には通じない。



香りたかきニカワ。誰かの足の臭いより香りがたかい。
その香りにまけないで接着してます。エライ!

 
大人でも剥がすのは無理。5分ぐらいねばったけど....。
 
ニカワの勝ちでした。
 
 
 
 
皆さんに楽しんで「無添加住宅」の素材、完成住空間、漆喰内装の
美味しい空気を体感していただきました。
 
 

2011年2月16日水曜日

もうじき完成です。お掃除開始です!

今週末の2月19日(土)~20日(日)は完成見学会を開催します。

見学会前にY様邸もうじき完成リポート!
ジェラシックウッドストーンの上に浮びあがる漆喰の邸宅!
天気がいいですよ!中で汗かいてます!

石の上にも三年。石の上にも漆喰ともよく言われる。(Nai Nai Nai!)

天空の城のような装いで もうじき完成です。





アイアインはオリジナル製
黒皮のはったアイアンがいい味だしてます。
2階ホール
たった今、養生をはいだところ
南からお日様がニッコニコ
寝室のワンショット。
シンフゴンの無垢床材が出現!ぽかぽかしてます。
トイレは広い広い。
奥様ベストチョイスのペーパーホールダーがGoo!
トイレの手洗いです。豪華かも!
掃除が好き。カメラも好き。
汗かいてます。一生懸命です。
建具のドアストッパーを取付中。
無添加カーペンターの丸さんです。


アトモーチョットです。
またリポートします。

2011年2月12日土曜日

「平屋建てでもない2階建てでもない家」建築中

平屋建てなんだけど2階建てにもみえる家を建築中です。


完成イメージパースです。
南玄関の角地・ガレージは2階だけど住宅は1階らしい。
 無添加カーペンターズが内部造作に励んでます。


勾配天井とフラット天井をてわけして造作してます。
「もう少し背があったら...」
コートヤードを囲む家には窓がいっぱい。
南、東面がめっちゃ明るいしお庭がばっちりお見えする予定。

空中散歩のように気持ちよさそうに作業してます。


星さん!こっち見んないや!
俺けぇ~。
笑顔がいいので撮っちゃいました。
笑顔はいいもんです。仕事はばっちりまじめな「星さん」

写りたがり屋は昔から?

カラオケ8(エイト)で月に2度は歌う。

肴は干したイカはダメ!

柿の種ならOK。ちなみにポテチでもいけるそうです。

ヒップだけ見えるのは「岡やん」。

ヒップホップですか?と、じゃれてきいても、

「ホッピーは若いときにしか飲まなかった」といいかえされた。

コンプレッサーの雑音のせいだと思っている...。

自分の笑みが壊れていくのを我慢している顔が

ガラスに浮んだのが見えた。

とりあえず、背を向けて歩いている自分を笑った。

外仕事の板金屋さんの若い衆が不思議そうな顔で

窓の外から、こっちを見ていた。

ゲンノウで叩いた瞬間の「踏ん張りっぺ」

の音が聞こえたようなので現場をでた。

健康の証だと生理現象を素直に認めた。


とにかく一生懸命造作中。

無添加カーペンターズは笑顔がいい!




2011年2月11日金曜日

加茂の鉄工所からアール・ヌヴォー運動開始


アイアン手摺を加工してます。
加茂市にあるケンテムハウス事務所近くの鉄工所。

同じ町内です。

アイアン手摺を製作中。




無添加住宅にはどこかヨーロッパの佇まいが漂います。

天然石、漆喰、無垢材が融合したデザインには

自由度が限りない。

実は「和モダン」にもマッチングする。

クライアントの想いを形にするのはたやすい能力がある。

全国の無添加住宅を建てている代理店同士で

アート&クラフトのムーヴメントが競い起こっている。

この現象を「無添加モダニズム」と私は言う。

無添加住宅の生みの親、秋田社長のスピリッチャルが

源泉だ。自然界からありのままの素材を自由奔放な、洗練された

空間デザインにしたてあげる真のエコデザインに魅了されるひとは

多い。知らない人も多いのかもしれませんが。



全国的に建築業界では左官屋さんの仕事は少ない。

無添加住宅の家は左官屋さんが内部、外部ともたくさんの

仕事量が存在します。仕上げの塗り方は人によって千差万別。

多彩性のある仕上げが求められてきた。

仕事量に悩んでいた左官屋さんがいよいよ復活の兆しが

みえてきて「やってやるぜ!」のアクティブ精神が日本中を伝播しはじめた。

鉄工所だって負けてられない!

およそ鉄骨建てでない限り住宅産業には用事がないのが

鉄工所。しいて言えば鉄骨の非難階段くらいか?

鉄は無添加住宅ではOKの素材。

仲良しの錆止めやオイルペイントはNGですが

鉄からでてくる“黒かわ”でしあげればはOK。



吹抜けホールの手摺がほぼ完成。
この段階では
工場内に飼われている秋田犬の巨漢、“アキ”の
あたらしい犬小屋の鉄柵と思われても仕方がない....。


鉄工所はアートクラフトの泉。

工作器具、機械、ガスを多用して

曲げたり、切ったり、展ばしたり、尖らせたり

丸めたり...なんだってできちゃいます。

その気があれば。




19世紀後半から20世紀初頭に起こった

フランスの「アール・ヌヴォー」。

英語で直訳すれば「アート・ニュー」。

つまりは「新しい芸術」という意味らしい。

当時の新しい素材の鉄やガラスを利用したのが特徴。

曲線を多様化した芸術性を生活品や美術品にとりいれた運動。

もちろん建築にも。ガウディーは有名。

まさに、ここにあるアイアン手摺は

曲線を気分次第で曲げたとはいえ、それこそが

アール・ヌヴォーの精神に共通している。

ィキペディアには以下に説明が記されている。

「工業化の進行とそれによる創造性の枯渇をいとい、
社会の再生は、人々の周りにあり人々が使うもののフォルムの
真正性によってしか成されないのであるとして、中世のギルドの精神、
自然界のモチーフの研究、洗練されたフォルムへの回帰を強く勧めた。」


平成の建築業界。工業化、化学製品住宅の量産となった住宅業界に
一石を投じた「無添加住宅」をつくった秋田社長。

著書の「未来の家作りは江戸時代に学べ」を読むと
その思いはたやすく理解できます。

そこに賛同した全国の代理店。

化学物質を出来るだけ排除した「無添加住宅」は
新築によるアレルギー疾患の発祥を未然に防ぐ未来の鍵がある。

それでいて、実に優雅な空間を演出するのが特徴の「無添加住宅」。

高価な家を造るのではなく、工夫と努力で価格を抑えて

世に送りだす事も使命。実に高価にみえるのがミソ。


無添加住宅の家作りにこそ

「アール・ヌヴォー」と「無添加モダニズム」が融合した

新しいジャンルが発祥したと確信している。

という事を

広川鉄工の広川社長さんに言いたかったわけです。

はい。説明がながくなってしまいましたが。

アイアン手摺のご用命は

コチラhttp://www.telnavi.jp/phone/0256530901


近日、取付状況をアップしま~す。




By Takasugi



2011年2月6日日曜日

太陽に吠えろ!ジェラシックウッドストーン



太陽に映えるジェラシックウッドストーン
  カメラを向けていると鼻歌が聞こえてきた。

ご近所のおばちゃまが おおてんとさまと会話しているような

その鼻歌がここちよく聞こえてきた。

雪に囲まれた冬なのに、ぽかぽか感がうれしくて

鼻歌まじりのお散歩の様子。


現場の前で立ち止まって、「ふうぉー!よーしたもんだ(よく出来たもんだ)」

と一言。すぐにぽかぽかリズムの鼻歌にもどって歩いていきました。


おてんとさまに語りかける鼻歌がここちいい日和です。


太陽の光エネルギーは工学的なものだけでなく

素朴で叙情的な時を創り出すもんだと

ありがたさがよくわかる日和です。



♬ジェラ紀~愛の言葉は~♪ジェラ紀~壁の裏側~


表じゃないの! (クッワー 、極限のおやじがはいりすぎ!)




「無添加住宅オリジナル漆喰」の純白な壁と
「ジュラシックウッドストーン」のコントラストが自然に表現
  ジェラシックウッドストーンは自然界にあるがままの天然石です。

インドネシアからやって来ました。

無添加住宅の開発者である秋田社長

世界中の建材として使える素材を独自のルートで輸入販路を開拓。

無害な素材を安価に、自然の素材を上手く使いこなす

住まう程に骨董品になる家=無添加住宅を誕生させました。

実は、新潟県で一番最初に無添加住宅を建てたスタッフが

ケンテムハウスなんです。


無添加住宅は工業化製品住宅にアグレッシブ。

無添加住宅の佇まいのパンチがきいた表現は

天然石と漆喰とのバランス。

珪化木のひとつであるジェラシックウッドストーンは

ジェラ紀(現在から約1億9500万年前にはじまり、

約1億3500万年前まで続く地質時代。)の木々が化石になったもの。

壮大なロマンを感じる化石ですね。


石英や水晶の結晶がまざっている魅力的な化石なんです。

2階の細長い窓が連なっている間には

コーラルストーンが張ってあります。

彼はフィリピンからやってきました。

珊瑚の化石です。

正体は石灰岩。

今回は脇役ですがバランスはいいかんじ。


南面にはコートヤード。囲い壁がジェラシックウッドストーン。


雪がだいぶ解けてきました。週明けには足場解体です。


今年の1月。現場には七つの雪が降ったと

無添加カーペンターズのぼやきはおしまい。

しばらくは春の陽気にしてほしい。

ジェラシックウッドストーンよ

太陽に吠えろ!



By Takasugi






2011年2月3日木曜日

節分 春が立つ

今日は節分。

立春の前日、節目の日。

連日の雪にマイッタと思ったら“空はやっぱり青かった!”

新潟の鉛色の雪空とうってかわって

本日は日本晴れで気持ちがいいですね。

青い空に映える家。漆喰の白がかもし出す

決してサイディングや塗料では出せない白。

漆喰成分である石灰の結晶がキラキラ光る事で

白さが違うんですね。

バルコニーの外壁は
ジェラッシックウッドストーン=珪化木
もうじき足場を解体
内装にコーラルストーン=珊瑚石
LDKにコーラルストーンを張ってます。

珊瑚の化石です。近くで見ると貝殻なんかがちらほら

見えちゃいますね。

ラフとフラットをランダムに張り上げました。
明日から立春。

さらば雪

こんにちはハックション大魔王!

マスクマンの季節到来か。

皆さんマスクのご用意を。


By Takasugi




2011年1月28日金曜日

良質な住宅は湿式工法です。

内装仕上げにはいってます。

内装は漆喰壁、漆喰天井、壁に天然石をところどころに

貼り付けます。

外壁も漆喰と天然石でしあげました。

無添加住宅は全て湿式工法です。


湿式工法とは、現場で水を使って練ったものを

建築材料として使う工法です。


日本民家の土壁や漆喰も湿式工法だし、

ヨーロッパのレンガ造りなどでも、

レンガは別の所で製造されてものではあるが、

それを現場でモルタルを使って固定していくので、

湿式工法です。

無添加住宅は湿式工法。

対するものが乾式工法。

乾式工法は、工場製造品を、単に組み立てたり、

ビス、釘などで固定することで建物を作っていく方法である。

乾式工法のメリットは、熟練工を要しないこと、

工期が短くて済むこと、それらは工事の簡略化という点で、

施工者サイドには有利であっても、それによって

建物の性能がアップする事はほとんどない。

デザインと言う言葉に翻弄された塩化ビニール壁や合板ボンド床

を高額な財産としてローンを支払う建て主は非常にかわいそうです。

新築に引っ越して頭痛に悩んだり、子供達のアレルギー疾患、

精神にあたえる影響が心配です。

現実として今ある社会の重要な問題点です。

私は今後、日本の住まいが、本当に良好な居住性を確保して、

長期において快適に使用するに耐えるものになるためには、

湿式工法の回復が、ぜひとも必要ではないかと考えています。

湿式工法で家づくりをするには知識と手間と熟練工が不可欠。

幾度の失敗に立ち向かう勇気が必要。

経営的には乾式工法のほうがさぞかし儲かるんでしょうが....。

せめて仕上げ材だけでも湿式工法は不可欠として

ケンテムハウスの家づくりはすすんでいます。



除湿機が必需品。
吹抜けホールには2台設置
ロフトに全開で作動中
ラスボードに無添加住宅オリジナル漆喰を2回塗り
ロフトの天井、吹抜け勾配天井で
空間が多様性を紡ぎだす。

人に優しい住宅環境をつくるには

簡単な作業ではNG。

もちろん効率をはっかって技術、材料改良でコストを下げる

努力は不可欠です。

建物は物でなく人の体の一部。

“建者”なんですね。

「環境と人の精神は一体」と偉人は言い残したのは

本当のようですよ。