2012年2月11日土曜日

上越市にて 漆喰ウェザーメーター

上越市S様邸。

築2年2ヶ月の無添加住宅。


㈱無添加住宅 東坊さんが雪の中、試験体調査。

無添加住宅オリジナル漆喰の

ウェザーメーター、屋外ばくろ試験を

S様ご協力のもと1年近く継続的に試験させていただいております。

海岸部での漆喰にベストな条件の結果を求めての試験。

経過目視を3月まで行い。

変色付着物を試験センターにて解析し

ベストな漆喰を精製する事となります。

S様ご夫妻のご協力には感謝つきないほどであります。




1回目の冬をむかえた木製カーポート&物置小屋。

風雪のなか堅牢に建物にマッチしていました。

家と同様にS様ご夫妻のデザイン。

石の配置、張り方は奥様によるデザイン。

S様ご夫妻のセンスには我々も勉強になります。


雪や潮風と仲良くできる漆喰が

この春いよいよ誕生します。


By Takasugi

2012年2月3日金曜日

パーラー高原は恵方にある

午前零時に一仕事待っている。

2月3日節分の弊社のちょっとした行事。

一人でひそかな 「御祭り」

その旨には「亥子(真北から少し西よりの方角)の壁に御守りを貼る。」

とある。その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされる。

恵方巻でも食べるべきなのだが

事務所から恵方に300歩足らずにいける「パーラー高原」にて

午後8時、夕食にありついた。



「パーラー高原」は半世紀の歴史がある。

加茂市内の住宅地にひっそりと佇む。

木製サッシのガラス。

結露が真冬の温もりを感じる。

「壇れい」さんが金麦と温かシチューをつくって

待っていてくれそうな雰囲気だ。

勝手な想像で片足が40センチくらいスライドして壁に

助けを求めて“アッツ イッテ”と言った10秒後に店に入ったら、

ママサンが鼻の穴を膨らまして“いらっしゃ”と迎えてくれた。

沈黙の15秒後に着座。貸切状態。

聴きなれないバイオリン協奏曲が肩をほぐしてくれた。



ニッチの絵画をながめながら

ハンバーグナポリタンを舌鼓。

けっこうなボリュームのわりには安いです。



この店には伝説がある。

この席に加茂校生だった「樋口可南子」さんがよく座っていたらしい。

学校帰りの「樋口可南子」さんの通う頃の「パーラー高原」は今も何も変わらない。

「灰皿」と「あつあつのおしぼり」と「水グラス」がまずテーブルにおかれる。

コーヒーとタバコでしけ込んでいたのか?

んなわけないか!

店内の壁はニコチン・タールで黄ばみがかっている。

昔ながらのお店として落ち着いてはいるが

勝手に漆喰を塗ってみたくなる。

ケンテムハウスのホワイトプラン。ファーッ!!

「樋口可南子」さんもきっと喜ぶにちがいない。

行きは晴れたが帰りは雪。

事務所に歩いて戻ったら

全身ホワイトプランになってしまった....。


By Takasugi


2012年1月27日金曜日

e-hills河渡にて 上棟です。

コチラは新築銀座 e-hills河渡 大型分譲地


雪景色の中、Y様邸の上棟です。

一月最後の大安で晴天に恵まれました。



化学物質化敏捷というアレルギーとたたかうご家族の家。

自然素材の家づくりの現場を廻ってみて確かめた結果、

ケンテムハウスの無添加住宅を選んで下さいました。

「家族皆さんが普通に住める家」の誕生です。

素材選びは一品一品を

手や鼻、肌で確かめていただき

アレルギー反応のない材料選びからはじめ、

奥様の将来を見据えたこだわりの間取りの家です。

構想3年という月日。

上棟の喜びもひとしお。


無添加カーペンターズの腕のみせどころです。


By Takasugi





2012年1月21日土曜日

木製窓 到来です。

窓にもたくさんのメーカー、種類があります。

木製窓が海の向こう側からやってきました。

無添加カーペンターズが「アンダーソン」と呼ぶ輸入木製窓。

アンデルセンと言わなかっただけ安心だ。

もしやアンデルセンさえ知らないのか...?

カタログにはアンダーセンと訳してあるがアンダーソンも

発音としては間違っていないらしい。

本物思考クラフトマンらしいと誇らしく思う。

外観の白は樹脂。

窓本体は全部木製。

白のレインコートを着た木製窓というわけです。

腐りにくく蒸れないしかけがほどこされています。

画像はS様邸の「上げ下げ窓」と「半円のサークルトップ」

を一体にしたスペシャルな段窓。

2階ダイニングキッチン東面に3箇所等間隔に取り付けます。

床が真っ白いメキシカンタイル+床暖、壁・天井は真っ白い漆喰。

朝日のダイニングはキモチイー!となる事まちがいなし!



Y様邸の巨大な上げ下げ窓。

高さは2m40㎝。幅1m20㎝。

上げ下げ窓にしてはジャイアント。

ジャイアントハバ!?。

ハの毛が2本抜けた感じがお洒落な気がする。

ガラスはペアLow-E=Low Emisivity(低反射)の略だそうです。


しかも光触媒。“汚れは雨に流してくれ”って感じです。

窓は壁に穴を開けるとうい発想からできたにしてはデッカイ。

高性能ガラスの出現でデカサOKの家。

最初に窓をつくった人には理解できないだろう。

1階のリビングに横に並んで連窓となるので

期待十分の明るさです。

紫外線カットのガラス性能なので

ガングロファミリーにはなりません。


輸入検品 OKです!


現場窓付けが楽しみです。


By Takasugi

2012年1月18日水曜日

『ALWAYS 』―蒼い空に向かって

旭日の太陽が粟ヶ岳からオレンジ。




みかんが日の明ける青い海に投げ込まれていく様な

自然の美をみながら出勤。

思わず 町田義人の「赤い狩人」が頭に浮ぶ

まるで自分がキタキツネになって出勤しているようだ。




しかし昭和の人間であることがよく分かる、自分が...。

でもイッスヨ~この歌 旭の出勤テーマソング

凍てつく冬道で旭に向かって出社するにはピッタンコ。

赤い狩人で出社 可です。やるきワクワクも 可となります。

赤い狩人 あさひ編集 ごらんあれ!
http://www.qeyik.com/watch=FsB_dUQ0QTM_.html

きっと熊にまちがえられそうな気がする


射殺されるか?

むにゃむにゃ そんな事はない、独り言。




加茂市内も日中はぽかぽか。

昼休み現場に行ったら足場にジャンバーが置き去りに。

無添加カーペンターズも天気にあいまって赤ら顔。

―よっALWAYS 』!―

=「?!」=

―『なじらね 』―

=「へぇ12時あてべ」=

―“やっぱりALWAYS” 俺より昭和だなって独り言。―


K様邸 絶好の大工日和


空に向かって 屋根のかたちができてきました。

一番高い場所が ロフト になるんです。

平屋にはチョット見えないかもしれませんが。



太陽にぽかぽか気分の柱や梁。

さぞかしいい気持ちに違いない。



もともと立派なお庭があるので

南から眺めると

庭越しには勇壮な建築物。

庭があると建物もいっそうきわだちます。

この建物だからだと担当者はいうであろう。

なるほどうなずけます。

明日も天気です。

三丁目の夕日が見れますように。

By Takasugi



2012年1月15日日曜日

地鎮祭~遣り方

新潟市東区の分譲地e-hillsにてY様邸の地鎮祭。

なぜか晴れ間がひろまり雪もほぼなくなって

良好な日和。




この地に家を建てるお許しをお願いし

ご家族の無病息災

=「無病(病になることが無い)」で、「息災(長生き/健康)」と

ケンテムハウスの皆が無事故で建てることをご祈念いたしました。



地鎮祭を青空のもと

滞りなく終え、この次期の絶好な日和ということで

「遣り方だし」をいたしました。

水平、直角、対角線、高さ、家の配置を確認する作業を

無事完了です。

まるで関東地方で作業したかのような最高の日和で

作業もスムーズでした。

この地に「ケンテムハウスの無添加住宅」が誕生します。

By Takasugi


2012年1月12日木曜日

2012・仕事始め~建て方~

2012年 仕事始めは 1月6日

加茂市にて「和モダン無添加住宅」平屋の家からスタートです。

建て方=上棟までの主要構造材を組み立てる作業。

レッカー出動で無添加カーペンターズは威勢よく

大きな木のハンマー “掛けや”を振りかざす。

降雪予報をくつがえすいきおい 。


気持ちいい
蒼空のもと ここちいい木打音が コン、コンと

凛とした冷たい空気のなか音波がみみに届く。

家が建つ音色はやりすぎなければここちいいのかもしれない。

となりのお婆ちゃんお爺ちゃんがニコニコして作業をながめていた。

柱のうえに梁を組み込む。

「安全は全てに優先する」のが建築現場の掟。

特に建て方のときこそ安全にたいする緊張感が漂う。

雪とたたかう新潟の冬。

鉛色の空だけではない蒼空のもと

無添加カーペンターズが

さらに腕をはっきする年のスタートです。

By Takasugi

2011年12月17日土曜日

穴から光 ノンエレク スマートエコ窓

電気を使わない照明がTVで紹介されていました。

似たような発想だな~と感心しましたが。

昼の明かりを

暗がりな1階に取り込む。

曇りでも晴れた感じがします。

夜は星空、天気が悪いと雨がはじけるアクアディスプレイ。

雪がっ降ったらそっとひとふき。手の届く場所なのでOK。



いつかその全貌をお教えします。

しばらくは内緒です。

By Taksugi


2011年12月13日火曜日

新潟・万代シテイバスセンターのカレー

午後一番、県庁脇のとあるビル。
フラット35S適合証明書の交付をうけ

隣のビルからカレーの芳ばしい香りが鼻をつく。

昼どき車移動のため空腹感たっぷり。

万代の金融機関に寄ったついでに

万代バスセンターへ足が向く。

目的はカレーだ。

んっー、まてよ。今晩はカレーかもしれないぞ....。

デジャブだな?



万代そば」に到達。

月見そば+カレーの食券を購入し

カウンターへ。

万代そばのカレーの美味しさの秘密は、ルウを和風だしととんこつをベースにしたスープで伸ばし、ソースが造られていからだ。

黄色いのにわりと辛い、田舎臭い色なのに生意気に旨い。

このギャップにはまる。






この乱暴な盛り付けにマッチした福神漬がいいを役している。

月見そば。

卵の黄身の中心にお箸を垂直に挿入。

吊り上げたそばは見事に黄身が絡みつく。

小脇にきざみのりが口の中でしょっぱさを

マイルドにおちつかせてくれる。

時折交わすバスのエンジン音。

それに混ざり合う街の喧騒が

万代立ち食いライブのステージだ。

会った事もない婆ちゃんと兄ちゃんと

肩を並べて

ただひたすら食べた。

5分で完食。

かなり胃がヘビーになってしまった。

カツオ風味とカレーの辛さのジンジン感を

歯ぐきでしっかりと受け止め

口の中では少しだけ騒がしい。

何食わぬ都会人みたいなふりをして

万代の街を闊歩していた次第です。

たまにはいいか!!

By Takasugi


2011年12月9日金曜日

オリジナルオーダー建具制作中

加茂といえば木工の街。

小京都といわれる有縁のなかのひとつ。

木工工場にて


アドモンド社の3Dパネルにて

内装建具を制作してます。

ビー玉にて

スコープを。

船舶用窓が先程とどきました。

トイレドアに設置しようと思います。

真鍮の棒付。かなり頑丈です。

ガラスも分厚いです。

ディズニーシーで

お目見えできる窓です。

思考錯誤で取付ました。


仕上がりの画像は

後程。

とってもいい感じです。

ドアの内側に秘訣があるんですよ。


By Takasugi

2011年12月5日月曜日

古くなっていくほど味わい深い家

外壁の塗り壁といえば

ヨーロッパでは漆喰壁が普遍的価値として存在する。

その国々の長い歴史にあった建築物が今でも数多く

大切に住み継がれている。

漆喰以外なかったといえばそれまでですが....。

芝に包み込まれた玄関へのアプローチ。

敷石が誘う家の玄関は木製玄関ドア。

変色した外壁。

トラッドなスタイルには言い知れぬ

人の持つ優しさと落ち着きをひきたたせてくれますね。

「木と漆喰と天然石の家」

和でも洋でも創り進んでいきたいもんです。

By Takasugi

2011年12月3日土曜日

足場解体、スッキリ!!

いよいよ終盤、足場が解体され外観がスッキリお目見えです。

チョット曇りぎみの現況をアップします。


1階は無添加住宅オリジナル漆喰。まだ乾燥していないので

柿渋の赤みがほんのりのこっています。

乾燥すると純白ピュアホワイトになりますよ。



2階部分はウエスタンレッドシダーの鎧張りで

カントリー調かつシーサイドデザイン。

“幸福を呼ぶ箱舟”という感の異形スタイル。

異形であっても堅牢な構造が魅力の建物なんです。

それがS様邸です。

今日はS様ご夫婦参加での内装漆喰塗り。

カラーデザインをして頂きました。

ご夫婦の思いを二色のグラデーションで

漆喰を仕上ていただきます。


実邸でのグラデーションの漆喰は新潟県初である

事は間違いないです。

仕上がりが楽しみです。





Takasugi 作の無添加住宅オリジナル漆喰グラデーション仕上げ。

事務所で昨年、なにげなく余った漆喰に色付けをしたものです。

名付けて「クラウディア」。由来について私以外は誰も知らない。

意味は不明か?

By Takasugi

2011年11月30日水曜日

どう暮らすかよりどう建てるのはて

わが家です。

んナWAKENAIか。

大変だったに違いない。

全てにおいて。

人間の智慧とチャレンジ精神は未曾有なのか?



By Takasugi

2011年11月29日火曜日

ホワイトベンガラで杢目のお化粧

出題は3点

1.杢目の美しさを優しくしたい。

1.節目模様を損なう事無く柔らかく表現したい。

1.揮発性有機化合物=VOC 類は使用しない。


という事で使用する塗料を自前で作りました。

【 用 意 す る も の(材料) 】 

 ◇ベンガラ 白

◇麦焼酎

◇豆乳

攪拌できるカップ

カップに10gのベンガラを入れる。

色は白です。


次に麦焼酎を少々いれ


ベンガラを溶かす。刷毛で攪拌しながら

かたまりを無くすまでぐるぐるチャピチャピひたすら溶かす。





最後に豆乳を20cc入れる。

水生塗料でいう界面活性剤として選んだのが

調整豆乳。

粉体であるベンガラを麦焼酎のアルコールで

溶解し乳濁液となりアルコール揮発による乾燥効果と
白色の豆乳により急激な揮発を抑え顔料であるベンガラ

を木質細胞角質にガッチリ固化するメカニズムだ。




塗るというより置くという感覚で
 
タップリ使う。
 
木目に順目に仕上ます。
 
アドモンド3層パネルのスプルース2枚と
無添加住宅インドネシア松にしあげてみました。
 
乾燥時間は30分。
 
軍手のきれいな部分で叩きながらふき取る。
 
ふき取りながら仕上ます。
 
環境に優しく人にも優しい仕上げですね。
 
しかし市販の自然塗料、特に無害をうたっている
 
ものほどものすごく高価なんですよね。
 
創意工夫とチャレンジ精神で
 
コストパフォーマンスを実現しちゃいます。
 
 
来週はいよいよ建具に。
 
仕上がりがとっても楽しみです。
 
By  Takasugi

2011年11月28日月曜日

WRC (ウエスタンレッドシダー)外壁完了しました。

WRC=ウエスタン・レッドシダーという名称は、
アメリカの西部開拓時代にこの木材が開拓に使われたところから
名付けられたという。

ウエスタンブーツをはいて施行しなければならないわけがない。

そんなわけがない。



無精ひげがウエスタンなので許してあげよう。




ヒノキチオールという天然成分が含まれており、防腐・防虫効果を持ってる。


ウエスタン・レッドシダーは木の性質として1本1本に色のバラツキがあり、色目は揃わない。
このバラツキ感がいい味をかもしだす。

色を塗ってしまったらいつかは剥がれるか、退色してしまい
本来の味がなくなってしまう。

やがて風雨にされされ木質からでるステインにより
グレー色になると完成といったところだ。

その後に着色すればガッチリ塗料を吸い込み
その色の深い色に染まると言うわけだ。


下の壁はモルタル漆喰を塗っている最中です。

仕上げはこの上に無添加住宅オリジナル漆喰となる。

来週には足場がはずれます。

By Takasugi





2011年11月26日土曜日

今日はコンクリートとご対面

本日は晴天なり。

雨が降るといわれて晴天だった今週はじめを反省しながら

確実に晴れている今日のお日様を拝み

基礎土間コンクリート打ち決行!

設備先行配管位置確認。

ホーッ 漢字の羅列でチャイナぽい?


JIOの配筋検査も合格済みです。

60坪の平屋が来春には完成です。


By Takasugi

地盤改良工事 柱状改良

柱状改良開始です。

大切な家が傾かない、沈まない為に必用な地盤改良工事のひとつ。

柱状改良工事は、建物荷重の掛かる柱の直下にコンクリート杭を形成し、

建物の不同沈下を防ぐ工法。

杭は、重機により円筒に掘削し、セメント系固化材溶液(スラリー)を流し込み形成します。

初日、一本目開始です。





直ぐ脇のむらさき醤油屋さんで
 
なにやら撮影してます。
 
 
オペレーターの目線から。
 
 
モニター画面で
 
掘削している抵抗値、深さ等が表示しオペレーターに
 
情報を与えてくれる優れもの。
 
セメント系固化材溶液(スラリー)がガッチリ詰まっていきました。
 
固まるとガッチリ家の基礎を支えます。
 
柱状の上部を平滑にし。
 
番号をふって完了です。
 
 
今日は晴れ渡る秋晴れ。
 
冬の足音は何も聞き取れませんでした。
 
って落ち葉が言ってた様な言わなかったような....。
 
来週は比較的暖かい日和の予報です。
 
By Takasugi

2011年11月23日水曜日

木と漆喰と天然石でつくる家

漆喰看板制作です。

書道家 斉藤先生による漆喰に墨を染める“入魂の書”。




新潟県で一番古い無添加カーペンターズ 星さん 
による取付。



2FにWRC (ウエスタンレッドシダー)を南京張にて仕上ます。

1Fには無添加住宅オリジナル漆喰&天然石。

「木と漆喰と天然石でつくる家」が着々と進んでます。


By Takasugi