イタリアのフレスコ画の美しさを歴史的持続しているその訳は?
濡れた石灰の上に水溶きの顔料(粉末状の色素)で描く(顔料を乗せる)と
石灰水が顔料を覆い、空気中の二酸化炭素と反応して透明な結晶(カルサイト)になるそうです。
顔料はこの結晶に閉じ込められて美しさを保ち続けるという訳だそうです。
フレスコ画の美しさの訳にならって
絵ではなくカラー漆喰にしあげてみました。
照明によってカルサイトが反射してベージュがゴールドに映える漆喰壁。 |
良質な高知産石灰に化学物質を一切使用せず誰もが簡単に施工
しやすく改良されたものです。
そこに酸化鉄顔料のベンガラを混ぜてカラーリングします。
ベージュ色のベンガラで大波模様でウォールアート仕上げ。
夜の照明を点けるとゴールドに映えてみえるのは
透明な結晶(カルサイト)ができる漆喰壁の特性の産物。
ベンガラの黄色でしあげました。 |
こちらは天井のダウンライトが照らされる壁に
縁波仕上げすることで壁の波凹凸が陰影をつくりだしてくれます。
赤いベンガラの漆喰壁 |
ちょっとした部分壁で
空間にアクセントがつきます。
透明な結晶(カルサイト)ができる漆喰壁の表情は
生活に優雅さをもいたらしてくれます。
実際に肉眼でみると
とってもイ~感じなんですよ。
By Takasugi
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