2012年5月3日木曜日

三条市 O邸 完成フォトギャラリー

2011.05.03完成

O邸 ~黄色いベンガラ漆喰の無添加住宅~

外壁:無添加住宅オリジナル漆喰
    錆バラ石

内装 壁/天井:無添加住宅オリジナル漆喰

内装床:無添加住宅オリジナルフローリング シンゴン
     サニタリー/トイレ:無添加住宅オリジナル磁器質タイル

敷地面積:175.65㎡
建築面積:  64.87㎡

1F床面積:59.91㎡
2F床面積:46.27㎡
延床面積:106.18㎡(32.11坪)



1F 59.91㎡


2F 46.27㎡+バルコニー
完成イメージパース図
北面イメージパース図
東面イメージパース図
西面イメージパース図
南面イメージパース図




玄関アプローチ床にはクールーフブラウン


変化のある濃密な深い色合いは、天然石の粘板岩ならでは。都会的な印象を生み出すことも、田舎風の雰囲気を出すこともできる、多彩な表情が魅力です





玄関ドアは、厚み7㎝の重厚なムク材を使用。

柿渋・オリーブオイル塗装仕上が標準です。

使い込むほどに増す味わいと、その重厚感が楽しめます。


無害なニカワで接着しているので、安全、安心。

飽きのこない自然の風合いは、

プリントアルミ玄関ドアとは比べ物にはなりません。




ガラスクラフト 玄関ホール照明




玄関ホール
オリジナルシューズボックスや
室内建具・家具は、無垢のシンゴン集成材を使用。


無害な米のりで接着しているので、安全、安心。

飽きのこない自然の風合いは、

プリント合板の製品とは比べ物にはなりません。






玄関ホールポスト&ニッチ
無害な米のりで接着しているシンゴン集成材で造作しました。



ダイニングキッチン


ダイニングキッチン

キッチンワークスペース

リビングからのダイニングキッチン



大きなダブルハングウィンドウのあるリビング
床材は無添加住宅オリジナルフローリングのシンゴンを採用。
マメ科の広葉樹。
木質は軽く適度な柔らかさが特徴。
色は淡い黄白色、木目は直通、見た目から南洋桐ともよばれる。
自然の化学物質が大変少ないので、化学物質過敏症の方にも最適です。


窓はアンダーセン木製サッシ400シリーズを採用。
高い耐候性を示すアンダーセン木製窓は漆喰壁とともに優しい表情です。

珊瑚の化石コーラルストーンの壁飾り

1Fトイレ
無添加住宅オリジナルタイル 
サンドベージュを敷詰めました。
ダイナミックな縞紋様が美しい
砂岩風タイルです。


サニタリー
床は目地なしで
無添加住宅オリジナルタイル
メキシカンホワイト


階段下収納のある1F寝室
床、建具、収納棚は
全て無添加住宅シンゴンを採用。
全ての収納内部も漆喰でしあげます。


2F・ウォークインクローゼット


2F・子供室6帖
床・建具は無添加住宅オリジナルフローリング
シンゴン
窓は木製サッシ アンダーセン400シリーズ


2F・子供室6帖

2F・子供室6帖(2)


バルコニー


無添加住宅オリジナル漆喰なら、どんなデザインの住まいにもマッチする仕上がり。


サイディングやクロスでは表現できない風合いと、健康的な空間が生まれます。







無添加住宅オリジナル漆喰 平押さえ仕上げ
 4人ご家族が
健やかに永く住まう
無添加住宅の完成です。

By Itagosi

2012年5月2日水曜日

加茂の新築現場にて

西加茂市中心部の現場です。

薫風の五月晴れ。

壁は全て無添加住宅オリジナル漆喰となります。

天井もです。

塗り応えありあり!!

内装の漆喰を模様付け。

真剣です。

コテ押さえのフラット仕上げ。

慎重です。


ピン角仕上げ。

神経もピンピンにして仕上ます。




最終の第三ステージに設けられた吹抜け足場。

先程の3人のうち誰が漆喰仕上にはいるのか。

一番腕のいい左官アスリートはダレだ?

サスケか?

見せ場です。


リビング吹抜け。

豪快にパターン付けの予定。


気温も25度。

風は爽やか。

漆喰の乾きもとってもスムーズです。


By Takasugi

2012年4月24日火曜日

天然石の天板取り付け完了。そして桜満開。

O様邸の洗面化粧台です。

イン松キャビネットに山西黒の石天板が据付けしました。

2階にある洗面化粧台なので明るいです。

背筋がつる寸前までの荷揚げ作業。

無添加カーペンターズの力業です。

苦労の甲斐あって、重みのある天然石だけに圧倒的な美のある

洗面化粧台です。

洗面ボール、水洗金具、ワイドミラーを取り付ければ完成。



窓の外は

桜が満開でした。

漆喰塗り作業が

明日から開始です。

もうすぐ完成です。

By Takasugi

2012年4月22日日曜日

春の庭にいたキモカワイイへびとかげ

桜も咲き誇る
K様邸の庭。

風流ですね。

岩に春の陽気を楽しむ
やけに艶のいいトカゲ?

お前はトカゲか?
ヘビか?

お父さんがトカゲで
お母さんがヘビ?

答えてはくれないキモカワイイ君。

きっと宝くじが当る。

春です。


By Takasugi

2012年4月17日火曜日

吹抜けにサンシェードカーテン

無添加住宅 T様邸。

3年経ったので暑さ寒さの調整役として

考案したのが吹抜けサンシェードカーテン。

南向きの吹抜け窓。

日差しを和らげる事と

吹抜けのダイナッミックさを保ちつつ模様替えの意図で

吹抜けにサンシェードをとりつけました。




ご主人自慢の薪ストーブが今年の冬も

大活躍しました。

薪ストーブの熱を調整する役目にもなります。


家族の団欒のダイニングテーブル上に

ゆったりとしたカーテンが大きな吹抜けを

がらりと雰囲気をかえてくれます。

オープンにすれば大きな吹抜けはばっちりもどります。

2階廊下かなのぞむ

サンシェードカーテン。

暮らしに変化が春とともにやってきました。

By Takasugi

2012年4月16日月曜日

春の日差し 無添加玄関ドア

無垢玄関ドア 

厚さ7㎝。

圧倒的な重圧感と使い込むほどに味のでる

本物ならではの風合いです。

春の優しい日差しが

自然にとけこむ感じがいいです。

ニカワで接着してあります。

化学ボンドの気配は一切なしです。

重たいですが無垢です。

小脇の石張りは珊瑚化石 コ-ラルストーンです。

春の風を心地よく感じる昼下がりでした。

By Takasugi

2012年4月15日日曜日

漆喰でウォールアート フレスコ画に学ぶ


 イタリアのフレスコ画の美しさを歴史的持続しているその訳は?

濡れた石灰の上に水溶きの顔料(粉末状の色素)で描く(顔料を乗せる)と

石灰水が顔料を覆い、空気中の二酸化炭素と反応して透明な結晶(カルサイト)になるそうです。

顔料はこの結晶に閉じ込められて美しさを保ち続けるという訳だそうです。


フレスコ画の美しさの訳にならって

絵ではなくカラー漆喰にしあげてみました。


照明によってカルサイトが反射してベージュがゴールドに映える漆喰壁。
無添加住宅オリジナル漆喰は100%天然素材です。

良質な高知産石灰に化学物質を一切使用せず誰もが簡単に施工

しやすく改良されたものです。

そこに酸化鉄顔料のベンガラを混ぜてカラーリングします。

ベージュ色のベンガラで大波模様でウォールアート仕上げ。

夜の照明を点けるとゴールドに映えてみえるのは

透明な結晶(カルサイト)ができる漆喰壁の特性の産物。



ベンガラの黄色でしあげました。
 ベンガラの黄色で縁波仕上げ。

こちらは天井のダウンライトが照らされる壁に

縁波仕上げすることで壁の波凹凸が陰影をつくりだしてくれます。


赤いベンガラの漆喰壁
赤いベンガラのフラット仕上げ。

ちょっとした部分壁で

空間にアクセントがつきます。

透明な結晶(カルサイト)ができる漆喰壁の表情は

生活に優雅さをもいたらしてくれます。

実際に肉眼でみると

とってもイ~感じなんですよ。

By Takasugi

2012年4月14日土曜日

春雨の現場 ~加茂より~

昨夜、春雨をたべてせいで今日は雨。

春雨はやわらかい雨。

寒さも感じなくなったので許してあげよう。

加茂の現場でつぶやく。

降雪の上棟から4ヶ月。

吐く息はもう白くない。

5月の連休には完成予定のK様邸。



外壁にラスカットMを張り始めました。

丈夫です。

石張り、無添加住宅オリジナル漆喰でしあげていきます。

昼過ぎには晴れ渡る予定。


By Takasugi

2012年4月12日木曜日

漆喰の素材で 自然にやさしい地盤改良SID工法

漆喰のもとは

石灰石。

炭酸カルシウム(CaCO3)を主成分とした鉱物です。


その石灰石を900℃以上の高温で焼成してつくられるのが生石灰。



生石灰、すででさわってはいけません。

 この生石灰は酸化カルシウム

石灰岩などの主成分である炭酸カルシウムを釜で1,100°Cほどに加熱し、二酸化炭素を放出させる熱分解により製造されます。

石灰岩は、主として地質時代に生息していた石灰質の殻をもった海棲生物の遺骸などが堆積して地層化したもの。


鉱物資源としては珍しく現在の日本での自給率は100%。

元々の純度の高さや優れた製錬技術により世界的にも高い品質です。








生石灰のトンパック


生石灰
 SID工法とは・・・


The ensity ncrease by ide pressure



からの商標工法名で 「側圧による密度増加工法」 です。

ごうかいに大さじ一杯


SID工法は、水分が加わると膨張、固化する生石灰の性質を利用し、建設構造物の基礎下部地盤の密度を増加させることにより、地盤の強度を増加させる工法です。





オーガーというドリル状の機材で地盤を予定の深さまで掘削し、そこに生石灰と砂を混ぜた骨材を注入します。同様の作業を2m間隔で行います。

オーガーで4mの深さまで掘削



【従来の地盤改良】

セメント系の骨材で点で支える工法
セメント固化材の柱状改良







【生石灰のSID地盤改良】



生石灰と砂を混ぜた骨材で面で支える工法
生石灰での側圧の改良

土の中の骨材が地下水を吸収して膨張するため、骨材にはさまれた従来の軟弱地盤に圧力が加わり、地盤を強化させるという仕組みになっています。



しかもシロアリが住めない環境をつくりだし
土壌改良を生成してしまいます。



現場施工には、セメント等の化学合成物質は一切使用せず、土壌改良に使用する生石灰(田畑の肥料としての土の活性化材)を使用するので、施工後の植生にも全く問題がなく、むしろ有効な工法と言えます。もちろん自然や、お子様、ペット、動物などに悪影響が及ぶ事も全くありません。
 
 

 
その昔、中国では秦の始皇帝時代の万里の長城、黄河の堤防の建設。

古代インドでもダムの建設に石灰による土質安定処理が行われたことが知られています。


また古代ローマでも数多くの道路が建設された中、アッピア道路は、

今日でも使われているほど優れた耐久性を示しています。



2300年の使用に耐えている

アッピア道路

人間の歴史にある

優れたる地盤改良工法が

生石灰を使ったSID工法なんです。

とんだお石灰だなんてことは

ありません....。



自然にやさしいこの安定した地盤に

自然に一番ちかい家

無添加住宅が建設されます。

一週間程養生期間をおいて

基礎工事にすすみます。


By Takasugi