築500年の家に学んだ
「アンドーラ公国の石葺き屋根」
世界でいちばん自然に近い家
「無添加住宅」をつくった秋田憲司 社長は
かわった素材を求め、コストダウンをはかるために、
自ら世界各国を探し回ったそうです。
スペインへ洗面化粧台を探しにでかけたとき、
たまたま通りかかった、ピレーネー山脈の山間、
スペインとフランスに国境を接した
アンドーラ公国
http://video.sbibusiness.com/videosearch/searchyoutube.do?videokeyword=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9
動画“アンドラ特集”をクリックすると築500年以上の
石葺き屋根の建物が見れます。
自然に恵まれ、豊富に産出される粘板岩を利用して
家が建てられている。
石葺きの屋根に、何世代、何百年にわたって
住み続けているそうです。
歴史を経たその風格は深い美観がかもし出されます。
ケンテムハウスの現場に石屋根が到来しました。
無添加住宅ではこの石屋根を「クールーフ」としています。
石は太陽に照射されれば当然熱くなります。
屋根と下地の間に空気層を設け、石屋根を引っ掛け金具で
葺いて隙間を設けて脱気、自然排気させます。
石屋根の直下に炭化コルクの断熱材を敷きこみます。
これが省エネ屋根システム「クールーフ」です。
上写真の石屋根=天然玄昌石(粘板岩)ヨコモジでスレート。
日本のハウスメーカーがよく使っていたスレート屋根とは
人造スレートの事です。
「スレート」は英語本来の意味から、粘板岩でできた屋根用の
薄い板(天然スレート)を指します。
人造スレートはファイバーセメント製の事です。
ファイバーには代表的な石綿(アスベスト)や、
特殊ビニロン線維などの有機線維があります。
以前はコスト優先で普通に石綿(アスベスト)の入った屋根を
高くて長い住宅ローンと引きかえに使われていた・・・
はしごリフターにのっていよいよ石葺きです。
何百年も何世代も、数百年後に建て替えても使い続けられる、
骨董品になる屋根が上がっていきます!
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